プレスリリース
肥料を減らせる「菌」を知っていますか? -農研機構シンポジウムで菌根についてお話しします-

情報公開日:2016年10月 5日 (水曜日)

 

ポイント

・ 農研機構は、平成28年11月8日(火曜日)とかちプラザ(帯広市)において、「菌根(注):リン酸肥料を減らせる根の秘密」と題して、農研機構シンポジウムを開催します。
・本シンポジウムでは、近年「肥料を減らせる」ことで注目されている、アーバスキュラ-菌根菌について専門家がお話しするとともに、今後の研究や活用等について、討議を行います。

概要

農研機構は、アーバスキュラー菌根菌(AM菌)の農業への利用として、リン酸肥料節減の研究を行っています。この度、AM菌の最新の研究成果について、生産者、行政・普及関係者、関係団体・企業、消費者等を対象にご紹介するとともに、今後の研究課題について議論するため下記のとおり、農研機構シンポジウムを開催しますので、ご案内いたします。

注:菌根とは菌と根が結びついて共生関係を営んでいる根のことです。菌根を形成する菌を菌根菌と呼びますが、その中でもアーバスキュラー菌根菌(AM菌)は農耕地によく見られるタイプの菌根菌です。リン酸吸収を促進することで知られており、作物の生育促進や肥料節減に役立つ大変重要な微生物です。

日時

平成28年11月8日(火曜日)14時~17時(受付13時30分~)

場所

帯広市 とかちプラザ レインボーホール
(北海道帯広市西4条南13丁目1番地 TEL:0155-22-7890)

内容等

:別紙開催要領のとおり

主催

農研機構 北海道農業研究センター

後援

北海道、北海道立総合研究機構農業研究本部、
日本土壌肥料学会北海道支部、NPO法人グリーンテクノバンク

対象

生産者(生産者団体を含む)、行政・普及関係者、関係研究者、関係団体・企業、消費者その他関心のある方

参加料

無料

定員

200名(先着順)参加申込方法は別紙参加申込書をご覧ください。

その他

・本資料は、農業技術クラブ、道政記者クラブ、札幌市政記者クラブに配付しています。
・農研機構(のうけんきこう)は、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構のコミュニケーションネーム(通称)です。新聞、TV等の報道でも当機構の名称としては「農研機構」のご使用をお願い申し上げます。