プレスリリース
国際シンポジウムの開催について(ご案内)

情報公開日:2004年7月22日 (木曜日)

九州沖縄農業研究センターでは、国際シンポジウム「環境保全型農業推進のための微生物資源の探索と利用」を別添のプログラムのとおり開催します。 このシンポジウムでは日韓の土壌微生物の研究者が土壌微生物の探索や検出方法並びに農業生産への利用の可能性について最近の研究成果を発表します。 同時に、環境保全型農業を推進するためのさまざまな研究成果55課題のポスター発表が予定されていますので、ご案内申し上げます。

なお、公用語は英語及び日本語となりますが、午前中の3課題はいずれも日本語でこの分野のトップクラスの専門家による講演を予定しています。


詳細情報

テーマ

「環境保全型農業推進のための微生物資源の探索と利用」

日時

2004年7月28日(水曜日) 10時00分~17時00分

場所

 独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構

九州沖縄農業研究センター 大会議室

(熊本県菊池郡西合志町須屋2421 Tel:096-242-1150)

主催

九州沖縄農業研究センター

共催

大韓民国Mokwon大学

協賛

九州東海大学

プログラム

10時00分-10時30分 開会式典

10時30分-11時10分 基調講演「農業現場における微生物資源の検索と利用」

木村眞人(名古屋大学大学院生命農学研究科教授)

11時10分-11時35分 一般講演1 「下層土から分離した低栄養性脱窒菌の生物学的多様性の評価」

Whang Kyung-Sook(Mokwon大学微生物生態資源研究所所長)

11時35分-12時00分 一般講演2 「微生物資材開発の現状と課題」

野口勝憲(片倉チッカリン(株)筑波総合研究所所長) 12:00-13:00 昼食

13時00分-14時00分 ポスターセッション(55タイトル)

14時10分-14時35分 一般講演3 「韓国農業微生物資源の現状と展望」

Kwon Soon-Wo(国立農業生命工学研究院韓国農業微生物保存センター細菌部門責任者)

14時35分-15時00分 一般講演4 「微生物生態学におけるマイクロアレイ法の利用」

Cho Jae-Chang(韓国外国語大学環境科学部助教授)

15時00分-15時35分 休憩

15時35分-16時00分 一般講演5 「遺伝子類縁性検索システムの開発と利用」

渡邊克二(九州沖縄農業研究センター環境資源研究部土壌微生物研究室主任研究官)

16時00分-16時25分 一般講演6 「FISH法を利用した堆肥及び農耕地の生物的安全性評価」

染谷 孝(佐賀大学農学部助教授)

16時25分-16時50分 一般講演7 「サツマイモの茎に生息する内生窒素固定細菌の同定と作物栄養のために内生微生物を利用するアプローチ」

安達克樹(九州沖縄農業研究センター畑作研究部生産管理研究室長)