プレスリリース
(お知らせ) 「草地管理支援システム」試行版を2年間無料で利用していただける牧場を募集

- 放牧草地管理の効率化を実感してみませんか? -

情報公開日:2017年8月 1日 (火曜日)

ポイント

  • 農研機構は、「草地管理支援システム」試行版を利用していただける牧場を募集します。
  • 「草地管理支援システム」はクラウド型地理情報システム(GIS)を利用して、広大な放牧草地から管理効果の高い「重点管理エリア」を抽出することで、草地管理の効率化を支援します。
  • トラクタの軌跡表示など、草地管理の効率化に役立つツールも搭載しています。

概要

農研機構は、「草地管理支援システム」の商品化に向け、更なる操作性、機能性の向上を目指し、本システムの試行版を利用していただける公共牧場を募集します。
本システムは、(1)クラウド型GISを利用して、広大で複雑な放牧草地の中から、管理作業により牧草生産の向上・改善が見込める場所を「重点管理エリア」として表示する機能、(2)施設位置や配水管の経路などの随時記録・修正が可能な地図機能、(3)トラクタ軌跡の表示、(4)植生管理簿、などのさまざまな機能を通じて、草地管理の効率化やコスト削減を支援します。さらに、クラウドを介して、都道府県の畜産センターや農研機構畜産部門などの関係機関と情報を共有することも可能です。

※「草地管理支援システム」の詳細は、以下URLの紹介動画をご覧ください。パンフレット資料1もご参照ください。
https://www.youtube.com/watch?v=gQAmzK0l2Ik&t=3s

※希望に応じて担当職員が牧場に伺い、システムの使用方法等を説明します。

募集期間

平成29年8月1日~10月31日
(応募状況に応じて早期に締め切る場合があります。)

対象牧場

放牧草地(野草地除く)面積が概ね50ha以上の公共牧場、または、これに準ずる牧場で施肥を含めた草地管理作業の改善を目指す牧場

募集数

2牧場

利用期間

平成30年4月から2年間

費用

無料(ただし、インターネットへの接続費用はご負担ください)

その他

利用期間中に随時、システムについてのアンケートや調査にご協力いただきます。

問い合わせ先

研究担当者:農研機構畜産研究部門 主任研究員 北川 美弥
広報担当者:農研機構畜産研究部門 企画連携室 広報プランナー
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