プレスリリース
生産者と消費者の新しい地域づくりコミュニケーション実験を開始

- 携帯電話ライブ映像配信サービスを活用して -

情報公開日:2004年11月17日 (水曜日)

要約

独立行政法人農業工学研究所(理事長 佐藤 寛、茨城県つくば市)では、来る11月20日に、茨城県谷和原村地域物産センター「ほっとやわら」、NTTドコモ茨城支店の協力を得て、携帯電話端末のライブ映像配信サービスを活用し、農産物の生産者と消費者(都市住民)を繋ぎ、地域づくりを展開するための新しいコミュニケーションの形の創造にかかる実験(別紙)を行います。

本研究は、「農産物直売所を核とする交流展開プロセスの解明と計画策定手法の開発」の研究の一貫で行われるものです。これまで、農産物の生産履歴情報のテキストベースの情報発信については検討されてきていますが、FOMAの映像サービスを活用した生産者と消費者の映像コミュニケーションを通して、食と農の安心・安全の確保と都市農村交流による地域づくりとを一体的に展開する方向性についての検討は、新たな試みです。

コンテンツの種類、内容、時間、コストの面で、実験以降、研究要素は山積しておりますが、これを機に、「生産者と消費者をより身近に感じる」情報交流手法と「都市農村の情報交流の促進」による地域づくりの新しいあり方に関する研究を進める予定です。

実験日時

平成16年11月20日(土曜日)

場所

茨城県谷和原村地域物産センター「ほっとやわら」

内容

FOMA・Vライブ映像サービスを活用した
生産者から消費者・都市住民への農業・農村交流情報の配信