プレスリリース
(お知らせ) 第17回農研機構東北農研市民講座のご案内「稲作生産コストの国際事情 - 日本、イタリア、アメリカを比較して - 」

情報公開日:2017年9月27日 (水曜日)

ポイント

  • 11月11日 (土曜日) に、農研機構東北農業研究センター (盛岡市下厨川) において、第17回農研機構東北農研市民講座を開催します。
  • 「稲作生産コストの国際事情 - 日本、イタリア、アメリカを比較して - 」をテーマに、日本とイタリアにおける稲作技術の違い、米生産コストの国際比較、生産コスト低減の技術開発の方向等について、イタリア現地の映像とともにご紹介し、意見交換を行います。
  • イタリア米のご飯の試食も行います。

概要

農研機構東北農業研究センターでは、地域の皆様に農業研究開発の取り組みをご理解いただくために、研究者が専門分野の話題を中心に親しみやすくお話しする「市民講座」を実施しています。第17回目は以下のとおり開催します。

日時

平成29年11月11日 (土曜日) 9:30~10:30

場所

農研機構東北農業研究センター    北辰興農閣    研修室     (岩手県盛岡市下厨川字赤平4)

テーマ

稲作生産コストの国際事情 --日本、イタリア、アメリカを比較して--

日本で作るお米は高く、アメリカで作るお米は安いといわれています。どこでコストの差がつくのでしょうか? 日本で大きなトラクタに乗って、大きな田んぼでお米を作ればその差はなくなるのでしょうか? こうした問題を考える際に、ヨーロッパで米を最も多く作っているイタリアの事例にも目を向けて、日本・イタリア・アメリカで比較すると、手法やコストの仕組みがわかりやすくなります。イタリアの栽培方法は田んぼに種籾 (たねもみ) を直接まき散らすなど、お米に詳しい日本人の常識を超えています。イタリアの現地で撮影したイネ栽培や農村の様子などの映像とともに、お米の価格の国際事情について紹介します。

会場にご用意するお茶やコーヒーを飲みながらリラックスした気分でご参加下さい。

話し手

農研機構東北農業研究センター 農業経営グループ長   笹原 和哉 ( ささはら  かずや )

定員

50名   (事前申込みが必要です)

対象

どなたでも参加できます (小学生以下は保護者同伴)

参加費

無料

参加申込み方法

  • 住所、氏名 (ふりがな)、電話番号をご記入のうえ、11月9日 (木曜日) までに、できればメールでお申し込み下さい。電話でも受付けます (平日9時~17時)。
  • 希望者多数の場合は、先着順とさせていただきます。

参加申込み・お問い合わせ先 (開催事務局)

農研機構東北農業研究センター   企画部産学連携室

    • メール: www-tohoku@@naro.affrc.go.jp
      (このアドレスはコピー&ペースト後に@を一つ削除してから使用してください)
    • 電話: 019-643-3573
    • ファックス: 019-643-3588

詳細情報

今後の「農研機構東北農研市民講座」の開催予定

回次 講演開催予定日
(第1土曜日)
9:30-10:30
講演者 テーマ (仮)
第17回 11月11日 生産基盤研究領域 農業経営グループ長 笹原 和哉 稲作生産コストの国際事情
-日本、アメリカ、イタリアを比較して-
第18回 12月2日
企画部産学連携室 農業技術コミュニケーター 兼 畜産飼料作研究領域飼料生産グループ 魚住 順 農薬を使わない牛のえさづくり
-草で草を防除する-