ポイント
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9月7日(土)~8日(日) に、北海道紋別郡内において、「第14回人工湿地ワークショップ2019 in オホーツク (
紋別 ・滝上 ・西興部 )」を開催します。 - 本ワークショップでは 汚水浄化のための人工湿地ろ過システム*)が導入された2か所の現地見学会と事例研究発表会を実施し、新たな技術の紹介や研究成果等の情報交換を行います。
概要
農研機構東北農業研究センターおよび(公社)日本水環境学会東北支部人工湿地研究会は、標記ワークショップを開催します。 汚水浄化のための人工湿地ろ過システムは、最近10年間で北海道・東北を中心に導入が進んでいる低ランニングコストで運用可能な新しい排水処理システムです。今回は生産者や研究者、普及関係者などを対象に、北海道オホーツク振興局管内の大規模酪農家に導入された酪農雑排水の浄化事例(滝上町)や、メタン発酵(バイオガス)消化液の浄化事例(西興部村)の2カ所を現地見学すると共に、研究発表会を実施し、新たな技術の紹介や研究成果等の情報交換を行います。
日時と場所
内容
詳細は 別記 の通り。
参集範囲
生産者、生産者団体、企業、普及関係者、行政関係者、関連技術者、研究者等
※どなたでも参加できます。
定員
60名 (先着申込順)
参加費
無料 (ただし昼食代、情報交換会参加費は実費)
参加申込
別紙の参加申込書に御記入いただき、一般参加希望者は 8月 27日 (火曜日) までに、研究発表希望者は 8月 20日 (火曜日) までに、ファックスまたは電子メールで、下記事務局へお申し込みください。
東北工業大学 矢野 篤男 e-mail:yano-t@@tohtech.ac.jp、 Tel:022-305-3961
農研機構東北農業研究センター 加藤 邦彦 e-mail:katokuni@@affrc.go.jp、Tel:019-643-3464、Fax:019-641-7794
(このアドレスはコピー&ペースト後に@を一つ削除してから使用してください)
*)「人工湿地ろ過システム」とは、ヨシなどを植栽した砂利や砂の層などを通して汚水をろ過する汚水浄化処理法です。ここでは、農研機構等が平成18年度に開発し、改良を行った「多段型伏流式人工湿地ろ過システム」を指しています。現在、北海道や東北、海外はベトナムを中心として、20か所以上で現地導入され (2019年7月現在) 酪農施設、養豚場、チーズ工場等からの排水のほか、国立公園来園者施設の2次処理水(近隣の農地からの排水を含む)などで活用されています。