東北農業研究センター

簡易型空撮気球「ひばりは見た!」

簡易型空撮気球とは・・?

簡易型空撮気球の飛行の様子水田や畑全体を、ヒバリのように100m程度の高さで静止して見ることができれば、作物生育のムラ、雑草の生え具合、湿害の場所、土の湿り具合など、作物栽培にとって有用な情報を得ることができます。そこで、簡単なヘリウム気球と小型デジタルカメラおよびラジコン装置を組み合わせて、安価な簡易空撮気球「ひばりは見た!」を作製しました。これを使って、空撮を行ったところ、地上で見てもほとんどわからない、雑草生育の様子を明らかにすることができました。この装置は、研究関係者だけでなく、農家、普及指導関係者にとっても、栽培管理の効率化に役立つと期待されます。

上空からの撮影

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菜の花畑を上空から撮影した写真(高度約80m)。

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畑の中の黒い部分は水溜まりなどでナタネの生育が不十分だった部分。

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福島研究拠点で行われた記者発表会(平成20年7月8日)。

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三陸沖海上で「出前技術指導」を行いました(平成21年5月27日)。

作り方及び画像の見方マニュアル

マニュアルの表紙Ver 2.1(2009年9月7日更新版)
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