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セルトレイ苗挿し木装置は、人力で供給された穂を10本1組で200穴のセルトレイに植付ける装置である。あらかじめ下葉の処理された穂を植付ける標準タイプのほか、穂の下葉をブラシの回転、ハンドの旋回と上下移動、スリットの開閉により取り除く下葉除去タイプがある(図1、図2)。 |
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標準タイプは、作業者が周回するカップに下葉の処理された穂を1本ずつ投入した後、植付けハンドで穂のセンタリングを行いカップから取り出し、セルトレイに植付ける。植付け速度を3段階(最高4000本/h)に調節でき、2名供給も可能である(表1)。 |
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下葉除去タイプは、下葉のついた穂を手作業で供給し機械的に下葉除去を行う。下葉除去部で、ブラシの回転とハンドの旋回と上下移動により下葉をスリットの下側に送り込み、スリットを閉じた後に穂を上方に引き上げることにより下葉を除去する(図3)。そして、植付けハンドで穂のセンタリングを行いセルのほぼ中央に植付ける。作業者の投入速度に応じて植付け速度を0〜3000本/hに無段階で調節でき、2名供給も可能である(表1)。 |
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標準タイプの性能は、欠株率が0.5〜2.7%、作業能率が1900〜3030本/h・人(慣行の下葉取り・植付け作業の1.5〜2.4倍程度)で能率的な作業が可能である(表1)。下葉除去タイプの性能は、欠株率が0.8〜4.5%、作業能率が1490〜2370本/h・人(慣行の植付け作業の1.5〜2.4倍程度)、下葉除去枚数が0.3〜1.2枚/本である(表1)。また、両タイプとも穂への損傷はほとんどなく、長時間の実作業に利用できる。セルトレイ苗挿し木装置で植付けた穂は、手作業で植付けた穂と比べ発根の遅れはない(表2)。 |