野菜茶業研究所

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  • O-methylated catechins from tea leaves inhibit multiple protein kinases in mast cells
    著者:Mari Maeda-Yamamoto et al.
    雑誌名:Journal of Immunology (2004) 172, 4486-4492
    「べにふうき」に含まれるメチル化カテキンは、情報伝達系のチロシンキナーゼ、特にLynの活性化を抑制することによりマスト細胞の活性化を阻害する。
  • 抗アレルギー成分含量を保持した低カフェイン'べにふうき'、'べにほまれ'緑茶製造法
    著者:山本(前田)万里 他
    雑誌名:日本食品科学工学会誌 (2004) 51(8), 435-439
    「べにふうき」生葉を90°C以上の温水に60秒以上浸せきすればメチル化カテキン、ストリクチニン等を減少させずにカフェイン含量を半減できる。
  • Changes in Epigallocatehin-3-O-(3-O-methyl) gallate and Strictinin Contents of tea (Cemellia sinensis L.) Cultivar ' Benifuki' in Various Degree of Maturity and Leaf Order
    著者:Mari Maeda-Yamamoto et al.
    雑誌名:Food Science and Technology Research (2004) 10(2), 186-190
    「べにふうき」中抗アレルギー成分であるEGCG3"Meを活用するためには茶芽熟度の進行した下位にある茶葉で緑茶を製造し、茎を除く再製処理を行うこと、ストリクチンを活用するためには、できるだけ一番茶期の若芽の茶葉を用いて製造する必要のあることがわかった。
  • 季節性アレルギー性鼻炎有症者を対象とした「べにふうき」緑茶の抗アレルギー作用評価とショウガによる増強効果
    著者:山本(前田)万里 他
    雑誌名:日本食品科学工学会誌 (2005) 52(12), 584-593
    「べにふうき」緑茶は長期飲用によりスギ花粉症の症状を「やぶきた」緑茶に比べ有意に軽減し、ショウガを添加することによりさらに効果が増強された。
  • Changes in O-methylated catechin and chemical component contents of 'Benifuuki' green tea (Camellia sinensis L.) beverage under various extraction conditions
    著者:Mari Maeda-Yamamoto et al.
    雑誌名:Food Science and Technology Research (2005) 11(3), 248-253
    「べにふうき」緑茶飲料製造における抽出条件の違いによる含有成分の変動について検討し、抽出温度を一定にし、抽出倍率を20倍前後にし、抽出時間を6-15分とすれば同じ抽出効率が得られることがわかった。
  • 抗アレルギー効果のある茶葉成分
    著者:山本(前田)万里
    雑誌名:日本補完代替医療学会誌 (2006) 3(2), 53-60
    メチル化カテキンを多く含む「べにふうき」の茶葉特性、動物モデルでの抗アレルギー作用、代謝吸収、ヒトでの季節性・通年性抗アレルギー効果の検証について概説した。
  • 低カフェイン処理機を用いて製造した「べにふうき」緑茶の化学成分変動と抗アレルギー活性への影響
    著者:山本(前田)万里、長屋行昭、三森孝、山口優一、堀江秀樹、江間かおり、鈴木昌文、山内英樹、藁科文雄、水上裕造、廣野久子、物部真奈美
    雑誌名:日本食品工学会誌 (2007) 8(3), 109-116
    乳幼児、妊婦や高齢者に「べにふうき」緑茶を飲用してもらうために開発した低カフェイン処理機は、生葉に95°Cの熱水シャワーを90秒以上吹きつける処理により、EGCG3"Me含量を減らすことなく、カフェイン含量を50%以上減少させることができた。本処理機は、通常の製茶製造ラインでは、粗揉機の前に設置し、生葉投入口から生葉を均等な厚さにならしながら処理機内に入れ、95°C以上の熱水シャワーをネットコンベアにより移送中の生葉に吹き付けた後、常温水を噴霧して冷却することで、低カフェイン処理を行う。本処理により、「べにふうき」緑茶の抗アレルギー活性は減少することはなかった。
  • 「べにふうき」緑茶抽出条件の違いによるメチル化カテキン含量及びフェオホルビド生成量の変動
    著者:山本(前田)万里 他
    雑誌名:茶業研究報告 (2007) 104, 43-50
    「べにふうき」緑茶(1番茶、2番茶)からメチル化カテキンを60%以上溶出するには5分以上煮沸抽出するのがよかった。1番茶の粉末を40°Cで6時間水に浸せきすると光過敏性皮膚炎の原因物質であるフェオホルビドが100gあたり80mg生成した。
  • In vitro and in vivo anti-allergic effects of 'benifuuki' green tea containing O-methylated catechin and ginger extract enhancement
    著者:Mari Maeda-Yamamoto et al.
    雑誌名:Cytotechnology (2007) 55, 135-142
    「べにふうき」緑茶摂取後のカテキン類の血中への吸収動態を調べ、通常のお茶に含まれているEGCGに比べepigallocatechin-3-O-(3-O-methyl) gallateは、約6.1倍吸収されやすく緩やかに代謝されることがわかった。
  • 単純反復配列(SSR)マーカーを利用したチャの品種識別
    著者:加藤史子、谷口郁也、物部真奈美、江間かおり、廣野久子、山本(前田)万里
    雑誌名:日本食品科学工学会誌 (2008) 55(2), 49-55
    SSR (Simple Sequence Repeats) をもとに品種識別用DNAマーカーを開発した. 44個のSSRマーカーから品種識別に適用できるマーカーを6つ選抜し、各マーカーにおける国内の主要なチャ41種類の品種の遺伝子型を調べた。 2種類のマーカーを組み合わせることにより41品種すべてを識別できることがわかり、 異品種混入茶を模擬して「べにふうき」に「かなやみどり」を混合した試料を用意し、「かなやみどり」を検出できるか調べた。その結果から、本手法はチャの品種識別法として有用であり、粉末状の茶にも適用できることが示された。
  • The efficacy of early treatment of seasonal allergic rhinitis with benifuuki green tea containing O-methylated catechin before pollen exposure : an open randomized study,
    著者:Maeda-Yamamoto M、Ema K, Monobe M, Shibuichi I, Shinoda I, Yamamoto T, Fujisawa T.
    雑誌名:Allergology International (2009) 58,437-444
    メチル化カテキン17mg含有「べにふうき」緑茶飲料2本/日を38人のスギ花粉症有症者にスギ花粉シーズンに飲用させた。38人は2群にランダムに分け、長群は花粉飛散1.5か月前から飲用、短群は花粉飛散後に飲用を開始した。長群は短群に比べ、有意に鼻症状スコアが、花粉飛散ピーク時に症状が軽微であった。これより、「べにふうき」緑茶はスギ花粉飛散前に飲用する方が良いことが示された。
  • 高脂肪飼料摂取マウスにおける「べにふうき」緑茶の脂肪蓄積抑制効果
    著者:稲垣宏之, 杉谷政則, 瀬戸口裕子, 伊藤良一, 織谷幸太,西村栄作, 佐藤進, 加藤正俊, 齋政彦, 山本(前田)万里、亀井優徳
    雑誌名:日本食品科学工学会誌、56(7),403-411(2009)
    マウスを用いた抗肥満効果の検討を行い、「べにふうき」緑茶は「やぶきた」緑茶に比べ有意に強い抗肥満効果を示し、用量依存的であることを明らかにした。
  • 「べにふうき」による脂肪蓄積抑制の作用機序
    著者:織谷幸太,松井悠子,栗田郁子,木下洋輔,川上晋平, 柳江高次,杉谷正則,瀬戸口裕子,西村栄作,加藤正俊,齋政彦, 松本一朗,阿部啓子,山本(前田)万里,亀井優徳
    雑誌名:日本食品科学工学会誌、56(7),412-418 (2009)
    「べにふうき」が「やぶきた」より強い脂肪蓄積予防効果を示す理由は、EGCGより吸収率のよいメチル化カテキンにあり、脂肪細胞中の脂肪酸合成、β酸化関連遺伝子レベルを低下させることで、細胞内への脂肪蓄積を阻害した結果であると考えられた。
  • Antihypertensive Effect of Benifuuki Tea Containing O-Methylated EGCG
    著者:Kurita I, Maeda-Yamamoto M, Tachibana H, Kamei M.
    雑誌名:J Agric Food Chem. 58(3):1903-1908,2010
    メチル化カテキンEGCG3"MeはアンジオテンシンI変換酵素をEGCGより強く阻害し、血圧が高めの被験者が「べにふうき」緑茶を8週間連続飲用すると、試験開始時に比べ有意に収縮期血圧が低下することを明らかにした。
  • Cloning of a novel O-methyltransferase from Camellia sinensis and synthesis of O-methylated EGCG and evaluation of their bioactivity
    著者:Masanobu Kirita , Daiki Honma, Yoshihisa Tanaka, Shinya Usui, Toshikko Shoji, Manabu Sami, Toyokazu Yokota, Motoyuki Tagashira, Atsuya Muranaka, Masanobu Uchiyama, Tomomasa Kanda, Mari Maeda-Yamamoto
    雑誌名:J Agric Food Chem. 58(12):7196-7201,2010
    「べにふうき」生葉から単離したcDNAから推定されるメチル化カテキン生合成酵素CsOMT(Camellia sinensis O-methyltransferase)は27.6KDaの分子量を持ち、EGCGに反応して3種のメチル化カテキンを生成した。生成メチル化カテキンのうち、EGCG3",5"diMe及びEGCG3',3",5"triMeはEGCG3"Meより強くマスト細胞からのヒスタミン遊離を抑制した。
  • Effect of green tea powder (Camellia sinensis L. cv. Benifuuki) particle size on O-methylated EGCG absorption in rats; The Kakegawa Study,
    著者:Mari Maeda-Yamamoto, Kaori Ema, Yoshiko Tokuda, Manami Monobe, Hirofumi Tachibana, Yoichi Sameshima, Shinichi Kuriyama
    雑誌名:Cytotechnology, 63(2),171-179,2011
    「べにふうき」緑茶の平均粒径の異なる粉末をラットに投与したとき、粒径が2.9ミクロンになると、19ミクロンや76ミクロンに比べて、ガレート型カテキン血中濃度が有意に上昇した。