西日本農業研究センター

概要

当研究センターは、広島県福山市に本所、香川県善通寺市に四国研究研究拠点、京都府綾部市に綾部研究拠点、島根県大田市に大田研究拠点を配置し、研究開発を機能的に推進するために、営農生産体系研究領域、水田作研究領域、生産環境研究領域(以上、福山本所)、作物開発利用研究領域(四国、綾部)、傾斜地園芸研究領域(四国)、畜産・鳥獣害研究領域(大田)の6つの研究領域を設けています。

近畿中国四国地域は、南に太平洋岸地域、中央に瀬戸内地域、北に日本海岸地域という異なる地理的条件および気候条件を持っています。また、京阪神や瀬戸内海沿岸地域に大消費圏が存在し、高速交通網の整備などにより人や物の流れが絶えず変化しています。これらの自然的、社会的条件を受けて、傾斜地の果樹園芸、都市近郊の野菜園芸、稲作中心の水田農業、中山間地を活用した牧畜など多様な農業が展開されています。

西日本農業研究センターでは、農研機構が第4期中長期計画(2016~2020年)で実施する研究開発のうち、中山間地域対応研究を重点的に実施します。そのため、近畿中国四国地域の特徴である、中山間地域における多様な農業の課題解決と地域の活性化のために、6つの研究領域が相互に連携して、4つの持続型営農システム(広域水田営農システム、省力・高収益果樹生産システム、高収益園芸システム、地域資源を活用した黒毛和種の中小規模生産システム)の実現に向けた個別技術の開発とそれら個別技術の体系化を目指します。

さらに、府県の試験研究機関や普及組織、生産者、実需者と連携して、研究ニーズの把握から研究開発成果の橋渡しまでを一貫して推進して、開発技術の普及に取り組みます。

(参考)

4つの持続型営農システムの研究課題名:

  • 中山間地域における広域水田営農システムの実現に向けた技術体系の確立
  • 中山間地域における省力・高収益果樹生産システムの実現に向けた技術体系の確立
  • 中山間地域における高収益園芸システムの実現に向けた技術体系の確立
  • 地域資料資源を活用した黒毛和種の中小規模生産システムの実現に向けた技術体系の確立
法人番号 7050005005207