農業環境技術研究所は、8月3日から5日まで、3日間の日程でサマー・サイエンスキャンプ2010を実施しました。
サイエンスキャンプ は、独立行政法人科学技術振興機構 (JST)が主催し、全国の協力研究機関に高校生・高等専門学校生を受け入れ、さまざまな科学技術分野の研究者・専門家の指導で実験や実習を行う「科学技術体験合宿プログラム」です。研究の現場を知り、日ごろ経験できない最先端の研究装置で身の回りのことを調べたりすることで、日常生活の中にある 「不思議」を発見し、科学技術をより身近なものに感じるようになることをねらいとしています。
今年の農業環境技術研究所でのサマー・サイエンスキャンプは(A)[植物のアレロパシー現象を調べてみよう」、および(B)「土壌中で生活している線虫などの土壌動物を観察してみよう」をテーマとして計16名の高校生を受入れ、研究者がどのようにして農業環境を調査し、研究に取り組んでいるかを体験してもらいました。
写真1 研究所構内で検定に用いる植物を採集
(植物のアレロパシー現象を調べてみよう)
写真2 アレロパシー現象を生物検定で調べる
(植物のアレロパシー現象を調べてみよう)
写真3 研究所構内で土壌試料を採集
(土壌中で生活している線虫などの土壌動物を観察してみよう)
写真4 土壌から分離した土壌微生物の観察
(土壌中で生活している線虫などの土壌動物を観察してみよう)
写真5 理事長から修了証を授与
写真6 参加者と関係者の集合写真