独立行政法人農業環境技術研究所は、「水田土壌中ヒ素含有実態調査」 に係る土壌採取研修会 (主催:農林水産省消費・安全局農産安全管理課) を開催しました。
本研修会では、本省、地方農政局、地域センターにおいて「水田土壌中ヒ素含有実態調査」を担当する職員に、土壌採取器による水田土壌の試料採取法を解説し、ほ場での実習を指導しました。また、この実態調査では水田の作土層を採取することとなっているため、水田土壌に多く見られる鋤床層(すきどこそう)の判別方法や、採取後の作土層の分離、風乾時の注意事項などについても解説しました。
日時: 第一回 6月30日 13:30〜17:15
第二回 7月 3日 13:30〜17:15
場所: 農環研インベントリー展示館 セミナー室 および C地区水田ほ場
参加者数: 第一回 37名、 第二回 44名
講師: 大倉利明、 神山和則、 小原洋(農業環境インベントリーセンター)
水田土壌のモノリスを使って作土層や鋤床層の形状を解説
農環研構内の水田ほ場で土壌採取器の使用法を実習