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外来植物のリスクを調べて、その蔓延を防止する
開催趣旨 プログラム 交通案内 プロジェクト

■Q&A

講演タイトル 特定外来生物被害防止法って何?
− 指定されるとどうなるか −
講演者 小川恭男(農業環境技術研究所)

Q1.

外来生物法とは?

A1.

生物の多様性の確保、人の生命・身体の保護、農林水産業の健全な発展のために,特定外来生物による生態系、人の生命・身体、農林水産業への被害を防止するための法律です。そのために、問題を引き起こす海外起源の外来生物を特定外来生物として指定し、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入といった取扱いを規制し、特定外来生物の防除等を行うものです。詳しくは,下記の環境省のWEBページをご覧下さい. http://www.env.go.jp/nature/intro/

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Q2.

特定外来生物とは?

A2.

海外起源の外来生物であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。特定外来生物は、生きているものに限られ、個体だけではなく、卵、種子、器官なども含まれます。特定外来生物に指定されると,外来生物法による規制を受けることになります.詳しくは,下記の環境省のWEBページをご参照下さい。 http://www.env.go.jp/nature/intro/2law/lawoutline.html (最新の URL に修正しました。2012年 7月)

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Q3.

特定外来生物に指定された植物にはどんなものがありますか?

A3.

2006年2月1日現在,下記の12種類があります.
オオキンケイギク
ミズヒマワリ
オオハンゴンソウ
ナルトサワギク
オオカワヂシャ
ナガエツルノゲイトウ
ブラジルチドメグサ
アレチウリ
オオフサモ
スパルティナ・アングリカ
ボタンウキクサ
アゾラ・クリスタータ
ただし,オオキンケイギク,オオハンゴンソウ,オオカワヂシャの切り花は規制の対象から外されています.

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Q4.

要注意外来生物とは?

A4.

外来生物法によって規制されるものではありませんが、生態系に悪影響を及ぼす可能性のある外来生物であるため,利用に関わる個人や事業者等に対して適切な取扱いについて理解と協力をお願いしているものです。これらの外来生物については、被害に関する科学的な知見や情報が不足しているものも多く、詳しいことはこれから専門家や関係者たちが調べる必要があります。このプロジェクト「外来植物のリスク評価と蔓延防止策」では,このような情報の不足している外来生物についても研究を行っていきます.

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Q5.

要注意外来生物に指定された植物にはどんなものがありますか?

A5.

下記が指定されています.詳しくは,下記の環境省のWEBページをご参照下さい。 http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/caution/detail_sho.html (最新の URL に修正しました。2012年 7月)

オオカナダモ,コカナダモ,ホテイアオイ,セイタカアワダチソウ,オオブタクサ,オオサンショウモ,ハゴロモモ,アメリカミズユキノシタ,オトメアゼナ,ハナガガブタ,ナガバオモダカ,キショウブ,チョウセンアサガオ属,ムラサキカタバミ,ネバリノギク,タチアワユキセンダングサ,ハルジオン,オオアワダチソウ,ヒメジョオン,ノハカタカラクサ,キクイモ,外来タンポポ種群,オランダガラシ,ハリビユ,イチビ,エゾノギシギシ,ハルザキヤマガラシ,ドクニンジン,メマツヨイグサ,コマツヨイグサ,ワルナスビ,ヤセウツボ ,ヘラオオバコ,アメリカネナシカズラ,セイヨウヒルガオ,オオフタバムグラ,アメリカオニアザミ,カミツレモドキ,ブタクサ,ブタナ,オオオナモミ,アメリカセンダングサ,コセンダングサ,オオアレチノギク,ヒメムカシヨモギ,メリケンカルカヤ,メリケンガヤツリ,ショクヨウガヤツリ,ハリエニシダ,ランタナ,ヒマワリヒヨドリ,テリハバンジロウ,サンショウモドキ,アメリカハマグルマ,モリシマアカシア,セイロンマンリョウ,ヤツデグワ,キバナシュクシャ,オオバノボタン,カエンボク,アカキナノキ,アメリカクサノボタン,タマリクス・ラモシッシマ,リグストルム・ロブストゥム,カユプテ,ミカニア・ミクランサ,ミモザ・ピグラ,モレラ・ファヤ,オプンティア・ストリクタ,フランスカイガンショウ,プロソピス・グランドゥロサ,キミノヒマラヤキイチゴ,イタチハギ,ンネム,ハリエンジュ,トウネズミモチ,ハイイロヨモギ,シナダレスズメガヤ,オニウシノケグサ,カモガヤ,シバムギ,ネズミムギ・ホソムギ,キシュウスズメノヒエ,オオアワガエリ

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Q6.

被害を及ぼす恐れのある外来植物は,外来動物の場合と同様に危険なのでしょうか?また、その判断はだれが行うのでしょうか?

A6.

動物と植物を考えた場合に、植物が及ぼす被害は、一般の方にはわかりにくい点があるかもしれません。しかし、外来植物のいくつかは、明らかに深刻な被害を及ぼしています。また、植物は種子でひろがるので、いったん広がり出すとかなりのスピードで分布域を広げていきますので、コントロールが難しくなります。農業場面を考えてみても、外来・在来を問わず、強害雑草は身近にたくさんあって、それを根絶するのはほぼ不可能です。そうならないように、深刻な被害を及ぼす植物は、ひろがる前に防除する必要があります。危ないか危なくないかの評価は、学識経験者の意見に負うところが大きいと思いますが、外来生物法では広く皆さんの意見を聴くことになっています。もし、評価がおかしいと思ったら、環境省のパブリックコメントhttp://www.env.go.jp/info/iken/index.html (最新の URL に修正しました。2014年12月) )で意見を述べて下さい。寄せられた意見に対しては、十分に審議されるはずです。

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Q7.

特定外来生物に指定された植物を見つけた場合,駆除しても良いでしょうか?

A7.

植物の場合は、その場で処分することは可能です。例えばボタンウキクサ(ウオーターレタス)であれば、水から引き上げて、その場で引き裂いて乾燥させれば再生しません。生き返らないことが保証できれば駆除しても良いといえます。

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Q8.

特定外来生物に指定された動物を見つけた場合、駆除行為は鳥獣保護法などの法律に触れることはありませんか?

A8.

特定外来動物を防除する場合は、例えばわなを仕掛けることなどが考えられます。しかし、わなを仕掛けるためには許可が必要なケースがあります。個人のレベルで、こうしたことを行うのは非常に難しいので、窓口に連絡して当該部署で防除してもらうのがいちばん現実的な対処法でしょう。

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主催:独立行政法人 農業環境技術研究所