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外来植物のリスクを調べて、その蔓延を防止する
開催趣旨 プログラム 交通案内 プロジェクト

■Q&A

講演タイトル 侵入してしまった外来植物を防除する方法について
講演者 村岡哲郎(日本植物調節剤研究協会研究所)

Q1.

侵略的な外来植物を防除するために、非選択的な除草剤であるグリホサート剤を利用する方法を紹介してもらいましたが、除草剤の中には選択性を持つものもあると思います。一般的な生態系の中で除草剤を使う場合に、選択性を持つ除草剤の利用について研究はされていないのでしょうか。

A1.

ご指摘のように、例えばイネ科植物に対してだけ効果が現れる除草剤(イネ科剤)もあります。例えば、広葉作物であるダイズを育てる時にヒエなどのイネ科雑草が生えてきた場合、このイネ科剤を施用するとイネ科雑草だけが枯れダイズは除草剤の影響もなく元気に育っていきます。イネ科植物の中には、繁殖力がとても強くて、侵略的な外来植物とされるような植物もたくさんあります。フジバカマなど、守りたい広葉植物が生育している場所にイネ科外来植物が侵入してきた場合には、このようなイネ科剤を散布してやれば、広葉植物はほとんど何も影響を受けずにイネ科植物だけが速やかに枯れていくと考えられますので、今後、このような除草剤についても利用を研究していこうと考えています。

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Q2.

実際に除草剤を使って防除を行う場合の手段や手順をマニュアル化する予定はあるでしょうか。

A2.

除草剤を使う場合、この除草剤を使えばいいという情報だけではなく、それぞれの問題植物に対して最も効率的でかつ植生回復効果の最も高い使い方を指定してマニュアル化するべきだと思います。問題となっている外来植物の種類はそれほど多くありませんので、このプロジェクト研究の中では、代表的な強害外来植物について検討を行い、他の外来植物についても防除手段の点からグループ化し、防除の指針を示そうと思っています。

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主催:独立行政法人 農業環境技術研究所