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外来植物図鑑
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■外来植物図鑑
ナガエツルノゲイトウ
科名
ヒユ
和名
ナガエツルノゲイトウ
学名
Alternanthera philloxeroides
Griseb.
写真
解説・説明
特定外来生物に一次指定されている。
南アメリカ原産。ヒユ科多年生草本。高さ0.5〜3mになる。印旛沼で観察されるが、淀川や北河内など関西方面にも進出している。侵入経路は不明。中国では日本より早く侵入し、上海近郊など華中の水田や水路に蔓延している。空心蓮子草や革命草という呼び名がある。
水辺で湿性植物として出発し、水上に茎を伸ばし、節間の空気を浮きとして広がる抽水植物となり、節から発根して浮島を形成し、浮遊生活を行って分布を広げ、水路を詰まらせるなどの障害を起こす。風や波により浮島が崩壊すると、各節が水辺にたどり着き、繁殖的な繁殖をする水陸両用の植物である。
本種を用いて汚れた水を浄化するビオパーク方式の水質浄化法が考案されている。ハスモンヨトウの食害を受けるが、ハスモンヨトウの発生源となる可能性もある。
化合物名
6-Methoxyluteolin 7-rhamnoside
Alternanthin
化学式
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