■外来植物図鑑
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カラスムギ
- 科名
- イネ
- 和名
- カラスムギ
- 学名
- Avena fatua L.
- 写真
- 解説・説明
- ヨーロッパ原産、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアに分布。別名チャヒキ。イネ科の一年〜越年草。草丈は0.3〜1m。カラスムギ属は世界で35種が知られる。日本に自生種はない。本種以外に、ミナトカラスムギ、オニカラスムギ、セイヨウチャヒキ、オートムギの野生化が報告。変異が大きく、雑種もできやすい。
縄文時代に麦とともに来たとされるが、近年、穀物飼料に混入した非意図的移入が多い。開花期は 5〜7月。風媒花で、主に自殖する。畑地、休耕地、牧草地、河川敷、路傍、荒地に生育する。種子は一個体あたり250〜1,000個以上でき、種子寿命は4〜8年で牛糞や堆肥中でも生存する。在来種、畑作物との競合。アレロパシーが強い。虫、菌、ウイルス、ネマトーダの寄主となる。
日当たりの良い、肥沃で湿った所を好み、土壌の種類を選ばない。
- 化合物名
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- 化学式
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