■外来植物図鑑
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アメリカネナシカズラ
- 科名
- ヒルガオ
- 和名
- アメリカネナシカズラ
- 学名
- Cuscuta pentagona Engelm.
- 写真

- 解説・説明
- 北アメリカ原産。ヒルガオ科の一年草、つる性、寄生植物で、長さは0.5m、吸盤で宿主の茎にからみつく。ネナシカズラ属は世界に約170種ある。日本には4種が自生する。本種の他にアマダオシ、ツメクサダオシの野生化が報告されている。
1970年頃東京府中市多摩川で確認された。輸入穀物、緑化用種子への混入による非意図的導入と考えられる。
多様な植物に寄生するので、在来種や農作物の生長を抑制するおそれがある。寄主植物は、キク科、ウリ科、ナス科、シソ科、ヒルガオ科、キョウチクトウ科、セリ科、アオイ科、アブラナ科、ヒユ科、アカザ科、ツルムラサキ科、ユリ科、イネ科など多数。とくに北海道のジャガイモやナス、園芸植物へ寄生して減収をもたらす。
種子の寿命は50年以上、動物の胃中でも生存するとの報告がある。
- 化合物名
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- 化学式
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