■外来植物図鑑
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ランタナ
- 科名
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- 和名
- ランタナ
- 学名
- Lantana camera L.
- 写真
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- 解説・説明
- 南アメリカ原産。クマツヅラ科の常緑低木、半つる性植物で、長さは2〜5m。茎や枝には下向きの小棘がある。ランタナ属は世界で約80種あり、園芸品種は600以上ある。花色が変化することから別名シチヘンゲ(七変化)。
日本には1865年頃に観賞用に渡来し、沖縄や小笠原諸島では、野生化している。国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来種ワースト100。河床のような開けた環境に侵入する他、森林の下層植生の構造を変化させるなど、在来植生に影響を及ぼす。有毒植物で葉や種子を食べると羊や子牛は死ぬことがある。子供が種子を食べると危険。
土地を選ばず多少日陰でも良く生育する。開花期は7〜8月または周年。1個体当たり1万2千個の種子をつける。茎からも再生する。アレロパシーが強い。生け垣、紙の原料、果実を香辛料、樹皮を化粧水、葉のアルカロイド成分を薬用に利用される。
- 化合物名
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- 化学式
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