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■外来植物図鑑
ボタンウキクサ
科名
サトイモ
和名
ボタンウキクサ
学名
Pistia stratiotes
L. var. cuneata Engler
写真
解説・説明
特定外来生物に二次指定された(2005年2月)。
アフリカ原産。サトイモ科ボタンウキクサ属(1属1種)。常緑多年草(浮遊性)。別名ウオーターレタス。葉は0.1m程度。
1920年代に導入されたが、1990年代から急に増加し沖縄、小笠原〜関東以西では池沼、河川、水田で群落を作ることがある。観賞用として導入されたものが逸脱した。開花期は5〜10月であるが、暖地では周年開花する。根茎により繁殖。株元から水面に匍匐茎を伸ばし、その先に子株を生じて無性生殖する。繁殖は速く、水面を埋め尽くす。霜にあたると枯れて越冬できない。
日当たりの良い所を好む。無機養分の吸収力が強く、耐塩性がある。在来種やイネとの競合。過繁茂による湖沼の水温や水質の低下。水路の水流阻害。アレロパシーによる他の水生植物抑制が報告されている。虫、カタツムリ、菌の寄主ともなる。
化合物名
化学式
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