■外来植物図鑑
|
オオハンゴンソウ
- 科名
- キク
- 和名
- オオハンゴンソウ
- 学名
- Rudbeckia laciniata L. var. laciniata
- 写真

- 解説・説明
- 北アメリカ原産。キク科の多年生草本で、高さ0.5〜3mになる。八重咲きのものにはハナガサギクという別名がある(cv. hortensis)。オオハンゴンソウ属は世界で約30種が知られる。日本に自生種はない。本種以外にアラゲハンゴンソウ、ヤエザキハンゴンソウ、オオミツバハンゴンソウなどの侵入が確認されている。
侵入年代は1955年ころで、観賞用として導入された。アメリカでは多くの園芸品種が育成されている。4倍体で花が大きなグロリオーサ・デージーは直径が15cmになる大きな花をつける。
生態的影響としては、奥日光などで、在来種との競合が報告されており、戦場ヶ原で夏期に駆除作業が実施されている。
開花期は7〜10月。虫媒花である。頑健であり、路傍、荒地、畑地、湿原、河川敷に大群落をつくる。繁殖方法は痩果による。
- 化合物名
-
- 化学式
-
このページの先頭へ
|
|
|
|
|
|