トップページ > 「生食用野菜」研究課題別の研究の必要性と目標

研究課題別の研究の必要性と目標

-かび毒・病原微生物チーム-

(2)生食用野菜における病原微生物汚染の防止・低減技術の開発
【略称:「生食用野菜」:FV (Fresh vegetables)】

・研究開発の必要性

近年、海外において生食用野菜の病原微生物汚染による集団食中毒が発生し大きな問題となっている。コーデックス委員会においても生鮮野菜の衛生規範を充実するための検討が開始されている。我が国でも「生鮮野菜衛生管理ガイド」を作成する等、生食用野菜の病原微生物汚染の低減に向けた様々な取り組みがなされているが、生産段階における病原微生物の動態にはまだ未解明な点が多い。このことから、生食用野菜における病原微生物汚染のメカニズム解明や汚染の防止・低減技術を開発する必要がある。

・達成目標(最終目標)

生食用野菜における腸管出血性大腸菌、サルモネラ属菌による汚染メカニズムを解明するとともに、食中毒発生のリスクを低減することが可能な技術を開発し、実証・評価する。