研究者情報 (国立研究開発法人農業環境技術研究所)
2015年4月現在
氏名
神山 和則 (こうやま かずのり) KOHYAMA, Kazunori
所属・職名
農業環境インベントリーセンター 上席研究員
現在の研究内容
2005年より、農業に起因した栄養塩類の負荷が水系へ及ぼす影響を定量的に明らかにするために、GISを利用した負荷推定モデルの作成に関する研究を行っている。また、2006年より、わが国の農耕地における土壌侵食のリスク指標の作成とマッピングに関する研究を行っている。
最近の業績(1995年以降)
(原著論文)
- 佐々木寛幸・神山和則・松浦庄司:耕作放棄地の分布と潜在生産力の推定,日本草地学会誌 53,189-194 (2007)
- 森昭憲・寳示戸雅之・神山和則:家畜ふん尿に由来する重金属の草地飼料畑に対する投入量と牧草飼料作物による収奪量の地域別推定値,土肥誌 78,23-31(2007)
- 神山和則・寳示戸雅之・佐々木寛幸・松浦庄司:家畜ふん尿の処理物別,仕向先別の肥料成分量の推定,土肥誌 77,283-291(2006)
- 橋本知義・神山和則・久保田哲史:農林業センサスを利用した家畜ふん尿由来有機物の窒素換算流通量及び圃場投入量の推定,土肥誌 75,593-600(2004)
- 寳示戸雅之・池口厚男・神山和則・島田和宏・荻野暁史・三島慎一郎・賀来康一:わが国農耕地における窒素負荷の都道府県別評価と改善シナリオ,日土肥誌 74,467-474(2003)
- 神山和則・寳示戸雅之・佐々木寛幸・宮路広武:農業統計メッシュデータを用いた養牛に起因する水系への窒素負荷量の推定,日土肥誌 74,425-434(2003)
- 神山和則・寳示戸雅之・佐々木寛幸・宮路広武:国土数値情報を利用した農業統計データのメッシュ化,日土肥誌 74,415-424(2003)
- Joel C. Bandibas and Kazunori Kohyama:An Efficient Artificial Neural Network Training Method through Induced Learning Retardation: Inhibited Brain Learning,Asian J. of Geoinformatics 1(4),45-55 (2001)
- 神山和則:土壌・地形条件に基づいた外部尺度方式による農地利用適性評価法,北海道農試研報 164,61-72(1996)
- 神山和則:自然立地条件に基づくダイズの土地生産力評価図の作成,日土肥誌 67,354-361(1996)
- Naomichi Miyaji, Kazunori Kohyama and Hiroo Otsuka: Evaluation of Peatland in Northern Japan in Terms of Land Subsidence,JARQ 29,95-102 (1995)
- 神山和則・宮地直道・粕渕辰昭・大塚紘雄:石狩泥炭地における農用地の地盤沈下予測に基づく持続的利用可能性評価図の作成,日土肥誌 66,482-489(1995)
- 神山和則・宮地直道・粕渕辰昭・大塚紘雄:地理情報システムを用いた石狩泥炭地における土地利用の変遷と客土の実態解析,日土肥誌 66,474-481(1995)
- 宮地直道・神山和則・粕渕辰昭・大塚紘雄:美唄泥炭地における地盤沈下,日土肥誌 66,465-473(1995)