独立行政法人農業環境技術研究所
平成18年11月28日
独立行政法人農業環境技術研究所では、研究職員の募集を行っております。
今回の募集内容は下記のとおりです。
記
主任研究員 ・ 下記 I 〜III 担当予定研究業務 各1名
農耕地生態系を対象に、二酸化炭素等の温室効果ガスフラックスのモニタリングを主として渦相関法を用いて行うとともに、手法を高度化する。また、ガスフラックスの時間変動やその要因を明らかにし長期的なガス収支を定量化するとともに、様々な観測サイトのデータを活用して気候、生態系タイプ、管理法によるガスフラックスの差異とその要因を解明する。
[ キーワード: 温室効果ガスフラックス、渦相関法、モニタリング ]
(1) 博士の学位を有し、研究機関等においてポスドク等としての研究の経験を有する者。
(2) 農耕地生態系−大気間の微気象学的ガスフラックス測定に関する研究実績を有し、海外のフィールドでの観測の経験がある者。
カドミウム等の重金属の土壌中における結合形態や移動性について土壌化学的手法で解明するとともに、得られた知見を活用し、重金属汚染土壌を修復する技術や、作物吸収を低減するための技術を開発する。
[ キーワード: 土壌化学、作物の重金属吸収、作物栽培、圃場試験 ]
(1) 博士の学位を有し、研究機関等においてポスドク等としての研究の経験を有する者。
(2) 土壌中における重金属の挙動解析、重金属によって汚染された土壌の修復技術の開発等に関して研究実績があり、土壌や植物栄養に関する広範な知識を有する者。
農地及びその周辺に成立する農業生態系を対象に、生物群集、農地等の管理履歴を調査し、景観生態学的手法により解析する。これにより、農地等の管理形態の変化が生物多様性に及ぼす影響を解明し、生物多様性の保全に有効な新たな農業生態系の構築に必要な要件を提案する。
[ キーワード: 農業生態系、景観生態学、自然立地調査、生物多様性、植生解析、環境GIS ]
(1) 博士の学位を有し、研究機関等においてポスドク等としての研究の経験を有する者。
(2) 植物社会学的群落体系,潜在生息域推定、農業生態系の景観区分、農業景観と生物多様性の関係に関する研究実績があり、統計解析、GIS等に高い知識を有する者。
これまでの研究内容(A4用紙1枚程度)と業績一覧を、記載例 [PDF file] に従って記載。
最初に担当予定研究業務名(上記2の I 、U、V のいずれか該当するもの)を明記すること。
※ 応募書類は返還しません
農業環境技術研究所職員給与規程に基づき決定
305-8604 茨城県つくば市観音台3−1−3
独立行政法人農業環境技術研究所
総務管理室 小山英也
平成19年1月26日(金) (必着)
平成19年4月1日
宮下清貴 (研究統括主幹) 029-838-8143 E-mail: kmiyas@affrc.go.jp
小山英也 (総務管理室主査) 029-838-8156 E-mail: oyama@niaes.affrc.go.jp