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独立行政法人農業環境技術研究所
平成19年12月3日
独立行政法人農業環境技術研究所では、下記研究職員の募集を行っております。
記
任期付研究員(若手育成型)/農業環境インベントリーセンター ・ 1名
農業生態系に生息する昆虫の分類および生物多様性指標の開発
地球温暖化、外来生物の侵入・導入、環境保全型農業の導入に伴う化学農薬使用量の減少や天敵生物の利用拡大など、農業生態系における昆虫の生息環境に近年、大きな変化が起きている。また、農耕地は、作物を生産するだけでなく、物質循環や景観など様々な生態系サービス (多面的機能) を提供する場でもあり、その中でも多様な生物を保全する機能は極めて重要である。この機能を把握・評価する手法を確立するための研究開発が世界各国で行われている。
そこで、わが国における生物多様性の保全手法開発の確立に向け、農業生態系に生息する昆虫種の組成を解明するとともに、標本や文献情報などこれまで蓄積されてきた様々な情報のデータベース化と、それを利用した昆虫多様性評価手法を開発する。
・ キーワード: 農業生態系、生物多様性指標、昆虫分類、ハチ目、コウチュウ目、ハエ目
・ 採用時に博士の学位を有する者
・ 農業生態系における昆虫分類研究に精通するとともに、生物多様性研究および昆虫データベースの作成に強い関心と基本となる知識・技術を有する者
平成20年4月1日からなるべく早い時期
着任から5年間
なお、本募集により採用された任期付研究員について、希望者には任期満了のおよそ1年前までにテニュア審査を実施し、合格すれば任期の定めのないパーマネント研究者として継続して雇用することが可能になっています。
1)履歴書(市販のA4判用紙に手書きし、写真を貼付すること)
2)研究業績報告
これまでの研究内容の要約(A4判1枚、書式自由)、及び業績リスト (記載例 [PDFファイル] に従って記載)
3)主要論文の別刷りまたはコピー (5編以内)
4)仕事に対する抱負 (A4判1枚、書式自由)
5)照会先リスト (2名)
6)書類受理通知等連絡先としての 「E-mailアドレス」 または 「返信用葉書」 (宛名記載のこと)
※ 応募書類は返還しません。
農業環境技術研究所の規程に基づき決定
(詳細はお問い合わせ下さい)
〒305−8604
茨城県つくば市観音台3−1−3
独立行政法人農業環境技術研究所
総務管理室 小山英也
平成20年1月30日(水) (必着)
1) 書類審査 平成20年2月上旬
2) 面接審査 平成20年2月下旬 (予定)
(応募者の今までの研究及び採用された場合の抱負に関して、15分程度のプレゼンテーションをしていただきます)
宮下清貴 (研究統括主幹) Tel: 029-838-8143 E-mail: kmiyas@affrc.go.jp
小山英也 (総務管理室主査) Tel: 029-838-8156 E-mail: oyama@niaes.affrc.go.jp