農業環境技術研究所で行う遺伝子組換えダイズの
栽培実験について
独立行政法人 農業環境技術研究所
2006年5月18日
農業環境技術研究所では平成18年6月から11月まで研究所内における一般試験ほ場で遺伝子組換えダイズの栽培実験を行います。
目的:
一般に、ダイズや近縁野生種のツルマメは自殖性(同一花の中で受精する性質)が高く、交雑する可能性は極めて低いことが知られていますが、遺伝子組換えダイズとツルマメとの交雑性等については、さらなる科学的知見の充実が求められていることから、遺伝子組換えダイズとツルマメとの自然交雑に関する栽培実験を行います。
栽培実験の概要:
当研究所内の一般試験ほ場(20a)で、除草剤グリホサート耐性組換えダイズを栽培するとともに、その組換えダイズから一定の距離ごとにツルマメを栽培し、収穫したツルマメ種子中の組換え遺伝子の有無を調べ、両者間の距離と自然交雑率との関係を解析します。
栽培実験の詳細については
栽培実験計画書 [PDFファイル]をご覧ください。
説明会の開催:
日時: 平成18年6月3日(土) 13:30〜15:30
場所: 独立行政法人 農業環境技術研究所 大会議室 (2階)
本栽培実験に関する連絡先:
独立行政法人 農業環境技術研究所 生物多様性研究領域
遺伝子組換え生物生態影響リサーチプロジェクト