平成18年度依頼研究員の受入れについて

独立行政法人農業環境技術研究所は、国、独立行政法人、都道府県、大学など、農林水産業に係る試験研究を行う機関の依頼により研究員を受け入れる依頼研究員受入制度を実施しています。

平成18年度の受入れ申請の期限は3月24日(金)です。ただし、10月1日以降の受入れ開始を希望する場合は、受入れ開始希望日の3か月前を期限として、随時、申請することもできます。

受入れを希望する機関は、必ず事前に、下記の担当窓口に問い合わせの上、農業環境技術研究所依頼研究員受入制度実施要領(PDFファイル)に従って申請して下さい。

[担当窓口]
305-8604 茨城県つくば市観音台3−1−3
独立行政法人農業環境技術研究所
企画調整部研究交流科
TEL:029−838−8181
Eメール:coord@niaes.affrc.go.jp

平成18年度依頼研究員受入れ態勢 (農業環境技術研究所)
研究内容 受入れ可能月数 受入れ可能人数 受入れ可能時期 対応する現組織
(参考)
地球環境部
気象研究グループ
メッシュ気象値を用いた気象影響評価手法に関する研究 31〜2随時 気候資源ユニット
群落気象モデルを用いた水田と畑地の水温・地温ならびに結露の評価手法 31〜2随時 気候資源ユニット
イネの穂温と穂周辺の群落微気象観測手法 31〜27−9月 生態系影響ユニット
簡易気象モニタリングシステムの組み立てと利用方法 3110月〜12月 大気保全ユニット
生態システム研究グループ
植物情報の非破壊・遠隔計測手法および農業生態系情報の広域計測・評価手法 31〜26月〜11月 環境計測ユニット
農業環境データの統計的系統推定法・形態測定法の研究 316月〜12月 環境統計ユニット
日本の国レベルにおける窒素養分の収支に関する研究 1〜215月〜10月 物質循環ユニット
流域への窒素負荷量推定と水質への影響予測モデル 1〜31随時 物質循環ユニット
農業環境における土地利用変遷GISデータベース構築と地理情報解析 3〜61随時 生態管理ユニット
MODISデータを利用した広域農業環境把握に関する研究 3〜61随時 リモートセンシングユニット
耕地における温室効果ガスの発生と吸収に関する研究 3〜61〜24月〜12月 温室効果ガスチーム
気候シナリオを取り扱った温暖化影響評価手法 31〜3随時 食料生産予測チーム
フィールドにおけるCO2フラックスと微気象の測定 2〜61随時(5月〜10月が望ましい) フラックス変動評価チーム
生物環境安全部
植生研究グループ
水田除草剤施用が植物の多様性に及ぼす影響 3〜625月〜10月 植生生態ユニット
休耕田・畦畔等の植生調査と調査結果の解析 2〜61〜25月〜10月 景観生態ユニット
他感物質等天然生理活性物質の分析・同定 2〜61〜2随時 化学生態ユニット
アレロパシー活性を持つ植物の探索と利用 2〜61〜2随時 化学生態ユニット
昆虫研究グループ
昆虫個体群の動態解析 3〜615月〜3月 個体群動態ユニット
昆虫フェロモンの分析 3〜615月〜3月 昆虫生態ユニット
微生物・小動物研究グループ
DGGE法による微生物多様性評価 3〜61随時 微生物生態ユニット
土壌微生物の生態、相互関係解析 3〜61随時 微生物生態ユニット
蛍光 in situ hibridization (FISH) による細菌の特異検出 3〜61随時 微生物生態ユニット
環境微生物の多様性および機能の解析 随時1〜2随時 微生物機能ユニット
土壌線虫の分類・同定、多様性および生態に関する研究 随時1随時(9月を除く) 線虫・小動物ユニット
化学環境部
有機化学物質研究グループ
水生昆虫(トビケラ属)・藻類の薬剤(農薬)感受性の検定 3〜61〜25月〜3月 農薬動態評価ユニット
作物病害抵抗性の誘導と機構解明、利用技術の開発 3〜61〜2随時 農薬影響軽減ユニット
いもち病菌、うどんこ病菌ほかの薬剤耐性菌の遺伝子診断 1〜31〜2随時 農薬影響軽減ユニット
土壌DNAの利用法の開発 3〜416月〜12月 土壌微生物利用ユニット
難分解性化合物分解細菌の遺伝子解析 616月〜12月 土壌微生物利用ユニット
土壌微生物による環境汚染物質の浄化に関する研究 616月〜12月 土壌微生物利用ユニット
難分解性化合物分解細菌の迅速集積・単離法に関する研究 3〜419月〜12月 土壌微生物利用ユニット
重金属研究グループ
安定同位体トレーサーを用いた土壌・植物系におけるカドミウムの動態解明 3〜616月〜3月 重金属動態ユニット
作物によるヒ素の吸収と土壌中の動態解明 3〜616月〜3月 重金属動態ユニット
微量元素の安定同位体比測定による農作物の産地判別 3〜616月〜3月 重金属動態ユニット
土壌におけるカドミウム等重金属の形態分析 1〜316月〜11月 土壌化学ユニット
作物による重金属(カドミウム)の吸収及び吸収抑制機構の解明 随時1〜2随時 土壌生化学ユニット
農耕地における重金属(カドミウム)のファイトレメディエ‐ション技術の開発 随時1〜2随時 土壌生化学ユニット
栄養塩類研究グループ
土壌中の環境負荷物質の移動 3〜615月〜3月 土壌物理ユニット
栄養塩類の地表面収支データベースを利用した負荷量算定 3〜617月〜3月 養分動態ユニット
農耕地および流域における懸濁物質のモニタリングとSi・鉄の動態解明 3〜61随時 水動態ユニット
農耕地および流域における栄養塩類動態モデルの開発 3〜61〜2随時 水質保全ユニット
アンモニア性窒素の大気沈着および発生に関する研究 3〜617月〜3月 水質保全ユニット
ドリン類等土壌残留性農薬の作物・品種間における吸収能力の比較と吸収メカニズムの解明3〜62随時 ダイオキシンチーム
ドリン類等土壌残留性農薬の分布実態および消長の解析 3〜62随時 ダイオキシンチーム
農業環境インベントリーセンター
土壌情報活用のためのGISの利用 0.5〜354月〜11月 土壌分類研究室
チョウ目、カメムシ目および微小昆虫類の分類・同定法 1〜329月〜12月 昆虫分類研究室
植物常在微生物の分類・同定・フローラ解析 1〜62〜3随時 微生物分類研究室
環境化学分析センター
農業環境中のPOPs、農薬、重金属等の超微量分析及び簡易分析に関する研究 3〜61〜27月以降 環境化学物質分析研究室
環境試料中のヨウ素またはフッ素の分析 316月〜11月 放射性同位体分析研究室
環境試料中の放射能測定 316月〜11月 放射性同位体分析研究室
研究内容 受入れ可能月数 受入れ可能人数 受入れ可能時期 対応する現組織
(参考)

注: 農業環境技術研究所は平成18年4月に所内組織の再編を予定しており、現在の研究組織のほとんどが組み換えられます。そのため、3月24日までに受入れ申請を出される場合は「希望研究室等名」の欄を空白のままで提出していただくことになります。


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