平成19年度依頼研究員の受入れについて

独立行政法人農業環境技術研究所は、国、独立行政法人、都道府県、大学、民間団体など、農林水産業にかかわる試験研究を行う機関・法人の依頼により研究員を受け入れる依頼研究員受入制度を実施しています。

平成19年度に受入れ可能な研究内容、期間、人数、時期、研究領域等は下表のとおりです。

受入れを希望する機関・法人は、事前に各研究領域および担当窓口にお問い合わせの上、受入れ開始希望日の3か月前を目途として、農業環境技術研究所依頼研究員受入制度実施要領(PDFファイル)に従って申請して下さい。

なお、平成19年度から、一般企業や公益法人からの依頼研究員については、受入れに要する費用を徴収させていただくことになりました。 詳細については下記にお問い合わせ下さい。

[お問い合せ先]
305-8604 茨城県つくば市観音台3−1−3
独立行政法人農業環境技術研究所
連携推進室
TEL:029−838−8181
Eメール:coord@niaes.affrc.go.jp

農業環境技術研究所 平成19年度依頼研究員受入れ可能状況
研究内容 受入れ可能月数 受入れ可能人数 受入れ可能時期 問い合わせ先
研究領域等
研究内容 受入れ可能月数 受入れ可能人数 受入れ可能時期 問い合わせ先
研究領域等
メッシュ気象値を用いた気象影響評価手法に関する研究 31〜2随時 大気環境研究領域
(領域長)
 029-838-8201
群落気象モデルを用いた水田と畑地の水温・地温ならびに結露の評価手法 31〜2随時
イネの穂温と穂周辺の群落微気象観測手法 31〜27月〜9月
簡易気象モニタリングシステムの組み立てと利用方法 3110月〜12月
気候シナリオを取り扱った温暖化影響評価手法 31〜3随時
フィールドにおけるCO2フラックスと微気象の測定 2〜61随時(5月〜10月が望ましい)
国・地域単位の食料生産に係わる窒素収支に基づく水質推定に関する研究 1〜31随時 物質循環研究領域
(領域長)菅原 和夫
 029-838-8322
耕地における温室効果ガスの発生と吸収に関する研究 3〜61〜24月〜12月
土壌中の環境負荷物質の移動 3〜615月〜3月
農耕地および流域における懸濁物質のモニタリングと亜鉛の動態解明 3〜61随時
農耕地および流域における栄養塩類動態モデルの開発 3〜61〜2随時
アンモニア性窒素の大気沈着および発生に関する研究 3〜617月〜3月
安定同位体トレーサーを用いた土壌・植物系におけるカドミウムの動態解明 3〜616月〜3月 土壌環境研究領域
(領域長)小野 信一
 029-838-8311
作物によるヒ素の吸収と土壌中の動態解明 3〜616月〜3月
微量元素の安定同位体比測定による農作物の産地判別 3〜616月〜3月
土壌におけるカドミウム等重金属の形態分析 1〜316月〜11月
作物による重金属 (カドミウム) の吸収及び吸収抑制機構の解明 随時1〜2随時
農耕地における重金属 (カドミウム) の汚染修復技術の開発 随時1〜2随時
放射化法による農業環境試料分析 316月〜11月
環境試料中の放射能測定 316月〜11月
水生昆虫 (トビケラ属)・藻類の薬剤 (農薬) 感受性の検定 3〜61〜25月〜3月 有機化学物質研究領域
(領域長)與語 靖洋
 029-838-8301
難分解性化合物分解細菌の迅速集積・単離法に関する研究 3〜419月〜12月
ドリン類等土壌残留性農薬の作物・品種間における吸収能力の比較と吸収メカニズムの解明3〜62随時
ドリン類等土壌残留性農薬の分布実態および消長の解析 3〜62随時
残留農薬の質量分析、特にLC/MS/MS法を用いた定量手法 3〜61〜25月〜10月
農業環境中のPOPs、農薬、重金属等の超微量分析及び簡易分析に関する研究 3〜61〜27月以降
外来植物のアレロパシーリスクの評価 2〜61〜2随時 生物多様性研究領域
(領域長)平井 一男
 029-838-8251
アレロパシー活性を持つ植物の探索と利用 2〜61〜2随時
植物体中に含まれるフェノール性物質のHPLCによる分析 2〜61〜2随時
アレロパシーの強い被覆植物を利用した外来植物の防除法 2〜71〜3随時
固体核磁気共鳴(NMR)を利用した土壌中Al、Si、P、C等の状態解析 1〜61〜2随時
液体核磁気共鳴(NMR)を利用した有機化合物の化学構造解析 1〜61〜2随時
除草剤の生態影響評価 3〜615月〜10月
昆虫の個体群動態・多様性の解析 3〜615月〜3月
昆虫フェロモンの分析 3〜615月〜3月
水田及び周辺生態系の植生調査 2〜61〜25月〜10月
土壌DNAの利用法の開発 3〜61〜2随時 生物生態機能研究領域
(領域長) 029-838-8262
土壌微生物の生態、相互関係解析 3〜61〜2随時
土壌線虫の分類・同定、多様性および生態に関する研究 1〜61随時
作物病害抵抗性の誘導と機構解明、利用技術の開発 3〜61〜2随時
いもち病菌、うどんこ病菌ほかの薬剤耐性菌の遺伝子診断 1〜31〜2随時
土壌微生物による環境汚染物質の浄化に関する研究 2〜61〜2随時
植物常在微生物の分類・同定・フローラ解析 1〜62〜3随時
植物情報の非破壊・遠隔計測手法および農業生態系情報の広域計測・評価手法 316月〜11月 生態系計測研究領域
(領域長)三輪 哲久
 029-838-8221
農業環境データの統計的系統推定法・形態測定法の研究 316月〜11月
農業環境における土地利用変遷GISデータベース構築と地理情報解析 31随時
衛星リモートセンシングデータを利用した広域農業環境把握に関する研究 31随時
栄養塩類の地表面収支データベースを利用した負荷量算定 3〜617月〜3月 農業環境インベントリーセンター
(センター長)
谷山 一郎
 029-838-8351
数理モデルを活用した水田農薬動態解析 1〜515月〜9月
土壌情報活用のためのGISの利用 0.5〜354月〜11月
チョウ目、カメムシ目および微小昆虫類の分類・同定法 1〜329月〜12月
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