環境研究機関連絡会では、各研究機関の環境研究の成果を広く発信するとともに、研究機関相互の情報交換を促進するため、第3回の成果発表会を開催します。
今回は「安全・安心な生活を目指して、環境との関わりを考える」をテーマに、「異常気象と地震・津波被害から自然と暮らしを守る」と「有害化学物質と外来植物のリスク管理」について、環境研究機関連絡会を構成する各研究機関の研究成果を紹介します。
参加費は無料、事前申込みも不要です。多数の方の参加をお待ちしています。
日時: 平成17年12月14日(水) 10:00 − 17:30
場所: つくば国際会議場(エポカルつくば) 3階 中ホール300
主催: 環境研究機関連絡会(事務局: (独)森林総合研究所)
環境研究機関連絡会を構成する機関 (平成17年4月現在): (独)防災科学技術研究所、
プログラム
10:00 開会あいさつ
第一部 『異常気象と地震・津波被害から自然と暮らしを守る』
座長 櫻井 尚武 (独立行政法人森林総合研究所 理事)
10:10 日本における猛暑と大雨の実態と長期変動
藤部 文昭 (国土交通省気象庁気象研究所)
10:40 漁港・漁村における地震・津波対策の事例
中山 哲厳 (独立行政法人水産総合研究センター)
11:10 インド洋津波と津波研究
富田 孝史 (独立行政法人港湾空港技術研究所)
11:40 干渉合成開口レーダーを用いた新潟県中越地震による地殻変動の検出
大倉 博 (独立行政法人防災科学技術研究所)
12:10 昼食
13:30 関東平野の地盤と地震動
関口 春子 (独立行政法人産業技術総合研究所)
14:00 斜面崩壊の流動化と土砂災害危険範囲の予測
落合 博貴 (独立行政法人森林総合研究所)
14:30 河川からの供給土砂が海岸の環境に及ぼした影響について
水野 秀明 (国土交通省国土技術政策総合研究所)
第二部 『有害化学物質と外来植物のリスク管理』
座長 久田 卓興 (独立行政法人森林総合研究所 理事)
15:00 新たに登場してきた微量化学物質による環境汚染について
岡安 祐司 (独立行政法人土木研究所)
15:30 休憩
15:50 有機スズ化合物による巻貝類の内分泌攪乱:
堀口 敏宏 (独立行政法人国立環境研究所)
16:20 化学物質による住まいの健康問題
大澤 元毅 (独立行政法人建築研究所)
16:50 外来植物のリスク評価と蔓延防止策
藤井 義晴 (独立行政法人農業環境技術研究所)
17:20 閉会あいさつ
お問い合わせ先・連絡先: 環境研究機関連絡会事務局
独立行政法人森林総合研究所 広報係