農業環境シンポジウム
食料 vs エネルギー −穀物の争奪戦が始まった−
(2007年5月23日,東京)

5月23日、イイノホール(東京)において、世界の食料・環境問題の専門家として著名なレスター・ブラウン氏(米国アース・ポリシー研究所長)を招いて、農業環境シンポジウム 「食料 vs エネルギー −穀物の争奪戦が始まった−」 を開催します。

開催日時: 平成19年5月23日(水曜日) 13時30分−16時35分

開催場所: イイノホール (東京都千代田区内幸町2−1−1 飯野ビル7階)
(東京メトロ 霞ヶ関駅下車) http://www.iino.co.jp/hall/

内容と背景

このシンポジウムでは、レスター・ブラウン氏による基調講演「バイオ燃料が食卓を脅かす」に続き、氏と日本の専門家によるパネルディスカッションを行います。

バイオ燃料は、化石燃料の枯渇を補い、地球温暖化対策に有効なエネルギー源として注目されています。とくにバイオエタノールはガソリンと混合して使用できるため、自動車用の代替燃料として大きな期待が寄せられています。2007年1月には、米国ブッシュ大統領が、10年間にガソリンの国内消費量を20%削減し、エタノールなどの代替燃料の使用量を引き上げるという政策を発表しています。また、わが国も、国産バイオ燃料の大幅な生産拡大を打ち出しています。

その一方、穀物を原料とするバイオエタノール生産の増加によって、食料・飼料とエネルギーとの間で穀物を奪い合う構図が鮮明になってきました。中国やインドなどの経済発展による急激な需要の増加で穀物の需給がひっ迫している状況下では、バイオ燃料の急激な生産増が重大な食料危機の引き金を引くことも考えられます。食料とエネルギーとの競合が生じる中で、安い穀物の輸入に依存してきた日本の今後の食料確保はどうなるのでしょうか。

このシンポジウムでは、バイオ燃料という「新たな胃袋」の登場のもとでのフード・セキュリティーについて広く議論するとともに、日本におけるバイオエネルギー利用について考えます。

主催:  (独)農業環境技術研究所

後援: 農林水産省、東京大学大学院農学生命科学研究科、(財)農学会、(社)農林水産技術情報協会、(社)農林水産先端技術産業振興センター、(株)東洋経済新報社

企画協力: ワールドウォッチジャパン

プログラム

13:30〜13:35 主催者あいさつ

農業環境技術研究所 理事長 佐藤洋平

13:35〜14:25 基調講演 「バイオ燃料が食卓を脅かす」 (逐次通訳付き)

アース・ポリシー研究所 所長 レスター・ブラウン

14:40〜16:30 パネルディスカッション

アース・ポリシー研究所 所長 レスター・ブラウン

アミタ(株)持続可能経済研究所 顧問 嘉田良平

農林中金総合研究所 主任研究員 阮 蔚(Ruan Wei)

農林水産省大臣官房環境政策課 課長 末松広行

(コーディネータ) 農業環境技術研究所 主任研究員 秋山博子

16:30〜16:35 閉会あいさつ

農業環境技術研究所 理事 上路雅子

参加: 参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。

参加申込み数が定員に達しましたので、受付けは終了させていただきました。

なお、レスター・ブラウン氏による国内での講演が、このシンポジウム以外にも予定されています。
詳細は、ワールドウォッチジャパンのサイト をご覧ください。

定員: 600名

ポスター: A4判 (PDFファイル 290 KB) / A2判 (PDFファイル 2.5 MB)

問合せ先:
(独) 農業環境技術研究所 企画戦略室
電話:029-838-8182  電子メール: sec@niaes-sympo.com

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