2月24日(木曜日)午後、つくば国際会議場(エポカルつくば)において、農業環境インベントリー研究会 「土壌インベントリーの整備と有効利用のためのシステム」 を開催します。
開催趣旨
土壌はわれわれ人類に不可欠である農産物を生産するための重要な資源です。これまでに、わが国では農地や林地に分布する土壌の性質を調べ、それに基づく土壌分類体系を確立することにより土壌を適切に利用し、保全してきました。一方、近年地球温暖化緩和対策としての土壌による炭素の貯留や水質浄化機能などその重要性が見直されており、土壌の持つ多様な機能の評価について社会的な要請が高まっています。
このため、農業環境技術研究所 農業環境インベントリーセンターでは、わが国の農地土壌を中心に、土壌分類、土壌標本、分布や特性などの土壌情報より構成される土壌インベントリーの一体的な整備に着手するとともに、これらを収集、整理、解析、提供するシステムの再構築を進めてきました。また同時に、農地や林地といった土地利用の違いにとらわれずにわが国の土壌を一律に分類できる包括的土壌分類体系の作成に取り組んできました。
この研究会では、こうした取り組みの科学的あるいは社会的な意義を確認するとともに、農業環境インベントリーセンターでの最近の研究成果を紹介し、今後の課題について議論します。
参加費は無料ですが、参加登録ページ より事前登録をお願いします。
開催日時: 2011年2月24日(木曜日) 13:00−17:15
開催場所: つくば国際会議場(エポカルつくば) 中会議室
(茨城県つくば市竹園2丁目20番3号)(会議場周辺地図)
主催: 独立行政法人 農業環境技術研究所
参加: 無料(参加を希望される方は、参加登録 をお願いします。)