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梅雨期における渓流水中の放射性物質の観測結果

2012年10月01日 森林総合研究所
 (独)森林総合研究所は、梅雨期に福島県内3箇所(伊達、飯舘村、二本松)で実施した森林から流れ出る渓流水の放射性物質の観測結果を公表しました。
 調査結果からは、降雨で増水した日に採取した一部の試料から1.0~13.1 Bq/Lの放射性セシウムが検出されたことがわかりました。また、この試料を濾過し、懸濁物質を取り除いてから再度測定したところ、放射性セシウムは不検出であったことから、検出された放射性セシウムは、増水した渓流水に含まれる懸濁物質に由来するとしています。