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発酵粗飼料用稲の放射性セシウム濃度低減技術を開発
- 2013年07月26日
- (独)農研機構 畜産草地研究所は、発酵粗飼料用稲について放射性セシウム濃度を低減する収獲方法を開発しました。
茎葉と子実(籾)が同時に収穫される発酵粗飼料用稲では、放射性セシウムが茎葉に多く蓄積されること、また、水田の土壌表面に近い部位は土壌混入のリスクが高いことから、刈り取りの高さを土壌表面から15cm程度以上として、土壌に近い茎葉部を刈り残すことにより、収穫物の放射性セシウム濃度を低減できることを明らかにしました。
この技術は、土壌の放射性セシウム濃度の高い地域における発酵粗飼料用稲を生産、利用する耕種および畜産農家での活用が期待されるとしています。