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中間貯蔵施設安全対策検討会および環境保全対策検討会の検討結果が掲載

2013年10月18日 環境省
 環境省の中間貯蔵施設安全対策検討会および環境保全対策検討会がとりまとめた中間貯蔵施設の設置についての方針が、除染情報サイトに掲載されています。
 報告では、農地除染で発生する除去土壌などは628~872万m3、福島県内で発生する除染以外で生じる10万Bq/kgを超える廃棄物などは約1.8万m3、これらを含む中間貯蔵施設に搬入される廃棄物の合計は、約1,600万~2,200万m3と推計しています。
 また、実環境を考慮した土壌中の放射性セシウムの溶出試験結果から、中間貯蔵施設の土壌貯蔵施設Ⅰ型の対象となる8,000Bq/kgの土壌では、公共水域および地下水の汚染を生じさせるおそれがないとしています。
 これを踏まえ、中間貯蔵施設は、8,000Bq/kg以下の土壌を貯蔵する土壌貯蔵施設Ⅰ型、遮水シートの施工を行う8,000Bq/kg超の土壌を貯蔵する土壌貯蔵施設Ⅱ型、外部被ばくを防ぐための遮へい効果がある建屋を設置する10万Bq/kg超の廃棄物貯蔵施設の3つからなるとしています。