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森林内の放射性セシウムの広域予測についての研究を紹介

2013年11月20日 森林総合研究所
 (独)森林総合研究所のWebサイトの研究最前線において、森林内の放射性セシウムの広域予測についての研究が紹介されています。
 この研究では、森林内のセシウム分布状況調査をもとに、海外で利用されたモデルを改良し、事故後20年間について森林内の放射性セシウムの垂直的な動きを予測しています。
 さらに、このモデルと文部科学省の航空機モニタリングによる放射性セシウム分布図を利用して、関東~東北南部の広域における放射性セシウムの平面的な分布の経時変化を予測しています。

論文名:Predicted spatio-temporal dynamics of radiocesium deposited onto forests following the Fukushima nuclear accident.(福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故後に森林に降下した放射性セシウムの時空間的変動の予測)
著者:橋本 昌司(立地環境研究領域)ほか