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阿武隈川の水中放射性セシウム濃度は低いレベルであることを確認
- 2013年02月22日
- (独)産業技術総合研究所は、2012年9月14日、15日に実施した阿武隈川の本流および支流中の溶存態および懸濁態の放射性セシウム濃度のモニタリング結果を公表しました。
溶存態放射性セシウム濃度は0.128 Bq/L以下、懸濁態放射性セシウムも含めた全放射性セシウム濃度は0.270 Bq/L以下であり、食品中の放射性物質の基準値(飲料水)10 Bq/Lと比較して、全放射性セシウム濃度で約30分の1以下、溶存態放射性セシウムで約80分の1以下であることがわかりました。
結果およびモニタリングデータは、環境中の放射性セシウムの環境動態評価、農作物への影響評価などの基盤情報として活用されるとしています。