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福島の環境回復に係る事業計画について

2014年07月03日 JAEA
 (独)日本原子力研究開発機構が行う福島県内における環境回復に係る研究開発について、平成25年度の成果および平成26年度の事業計画がWebサイトで公開されています。
 このプロジェクトでは、浜通りの6河川水系を中心に、森林、河川、ダム湖、溜め池、河口域において放射性セシウムの移動挙動の調査を実施し、予測解析のための計算コードの整備を行ってきました。その結果、1年間に森林斜面から土砂とともに流出する放射性セシウムの割合は、表土中に含まれるセシウムの0.2~0.5%であったこと、河川水系において放射性セシウムの堆積しやすい場所を明らかにしたことなどが報告されています。