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環境回復検討会(第12回)の配布資料が掲載

2014年09月03日 環境省
 2014年8月22日に開催された開催された環境回復検討会(第12回)の配布資料が公開されています。
 議題に「河川・湖沼等の対応について」が掲げられ、資料5「ため池の放射性物質に関する実態と対策について」では、福島県内(避難指示区域外)のため池1651箇所で実施された底質濃度の調査により、60%(996箇所)で1,000~10,000Bq/kg(乾土)、21%(350箇所)で10,000Bq/kg(乾土)超であることが報告されています。
 また、ため池の維持管理実態調査からは、69%(83箇所中57箇所)で貯水管理や取水管理、取水口周り等の土砂を除去するなどの作業が従来どおりにできていないと報告されています。
 さらに、放射性物質対策として、ため池内やため池への流入前、ため池からの取水後など、対策場所別の工法と特徴が示されています。