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産総研 TODAYに「水中の放射性セシウムを素早くモニタリング　亜鉛置換体プルシアンブルーを利用したカートリッジ」が掲載

2014年09月09日　産業技術総合研究所
　（独）産業技術総合研究所が発行する「産総研TODAY」2014年9月号において、「水中の放射性セシウムを素早くモニタリング　亜鉛置換体プルシアンブルーを利用したカートリッジ」が掲載されています。
　このカートリッジには、プルシアンブルー色素の鉄元素を亜鉛元素に置き換えた、亜鉛置換体プルシアンブルーを担持した不織布を用いています。
　水20L中の低濃度溶存態セシウムの分離・濃縮を8分程度で行うことが可能となり、従来法の一つである濃縮乾固法と比較して所要時間が45から1000分の1まで、これまでに同研究所が開発したプルシアンブルーを用いたカートリッジに比較しても5分の1まで短縮できたことが報告されています。