新着情報

研究成果「福島の土壌が僅かなセシウムの取り込みにより多量のセシウムを呼び込むメカニズムを解明-放射性セシウムが吸着した粘土鉱物のミクロな構造変化-」の公表

2014年11月06日 JAEA
 (独)日本原子力研究開発機構、高エネルギー加速器研究機構、(財)電力中央研究所および山形大学による共同研究グループは、福島の土壌で多くみられる粘土鉱物「バーミキュライト」が、セシウムイオンを多量に取り込むメカニズムの解明に成功したことを公表しました。
 この研究成果は、福島県の汚染土壌を取り扱う上で有用な知見を含んでおり、セシウムイオンの環境移行、土壌からのイオンの溶脱方法、減容化方法の開発など、福島県内の環境回復問題に大きく貢献することが期待されるとしています。