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研究成果「福島放射能汚染における土壌中の放射性微粒子の特定と微粒子中の放射能分布の解明」の公表

2014年11月13日 東京大学
 東京大学、(独)日本原子力研究開発機構、(独)物質・材料研究機構、(独)国際農林水産業研究センターによる共同研究グループは、福島県の放射能汚染された土壌において、放射性セシウムを吸着している微粒子の正体とその微粒子中における放射性セシウムの分布を明らかにしたことを公表しました。
 この研究成果は、福島地方の今後の長期的な放射性物質の拡散・移動等の動態予測、化学的な処理による土壌中の放射性セシウムの除去方法の開発、除染作業によって膨大に発生しつつある汚染土壌の容積の減少化方法の開発などに貢献するものとしています。