プレスリリース
平成18年4月6日
独立行政法人 農業環境技術研究所

農業環境技術研究所が東京大学と教育研究の協定を締結

独立行政法人農業環境技術研究所は、4月1日付で東京大学大学院農学生命科学研究科と、同研究科における大学院学生の資質向上と学術および科学の発展に寄与することを目的とした協定を結びました。調印は、4月1日に(独)農業環境技術研究所佐藤洋平理事長と東京大学小宮山宏総長ならびに大学院農学生命科学研究科會田勝美研究科長が行いました。協定期間は本年4月1日からの5年間です。

[目的]

この 協定 [PDFファイル] では、東京大学大学院農学生命科学研究科に新たに「エコロジカル・セーフティー学連携講座」として、生物・環境工学専攻に大気環境学、土壌環境学、物質循環学、生態系計測学の4つの分野と、生圏システム学専攻に農村緑地生態学分野を設置し、(独)農業環境技術研究所の研究職員を充て、教育と研究指導をおこないます。

エコロジカル・セーフティー学は、農業生態系の保全のみならず、農村景観の保全、農業環境のリスク管理、地球温暖化の農業への影響などの問題を解明するための基礎学として体系化を図る新しい学問領域です。(独)農業環境技術研究所は、農業生産の対象となる生物の生育環境に関する技術上の基礎的な調査および研究等を行うことにより、その生育環境の保全および改善に関する技術の向上に寄与することを目的としています。

[内容]

東京大学大学院農学生命科学研究科に設置した「エコロジカル・セーフティー学連携講座」で取り扱う、気候変動のもとでの食料の安定供給、農業環境のリスクの評価とリスク管理技術の開発、自然循環機能の発揮に向けた農業生態系の構造と機能の解明、さらには農業生態系の機能の解明を支える基盤的研究などは、農業環境技術研究所が現在取り組んでいる研究の一例です。

これらの分野におけるこれまでの研究の成果と蓄積、研究施設など研究資源を有効に活用することによって、東京大学大学院農学生命科学研究科の修士課程および博士課程に在籍する学生の教育と研究指導を行うなど、農業環境技術の研究を担う若い人材の養成を行うとともに、大学との人事交流、研究情報交流、共同研究の推進等による研究の活性化を上げることを狙いとして、新たな取り組みを開始します。

研究推進責任者および研究担当者 独立行政法人 農業環境技術研究所 理事長

佐藤 洋平

電話 029-838-8141

広報担当者   独立行政法人 農業環境技術研究所 広報情報室 広報グループリーダー

福田 直美

305-8604 茨城県つくば市観音台3-1-3
電話 029-838-8191
FAX 029-838-8354
電子メール kouhou@niaes.affrc.go.jp

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