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生物研
平成24年12月25日
独立行政法人 農業生物資源研究所

平成24年度遺伝子組換えダイズ及びトウモロコシの展示栽培の終了について

(「第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針」 (400KB) に基づいた情報提供です。)


平成24年5月8日の播種から栽培を行ってまいりました「除草剤耐性ダイズと害虫抵抗性及び除草剤耐性トウモロコシの展示栽培」について、平成24年12月1日をもって後処理までの作業が終了しましたのでお知らせします。

播種からその後の作業・処理等は下記のとおりです。なお、遺伝子組換えダイズ及びトウモロコシ、同一区画内で栽培した非組換えダイズ及びトウモロコシは、ほ場において裁断して鋤き込むことにより不活化しました。

◎栽培・交雑防止方法等
農林水産省第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針に基づき作成した栽培実験計画書(平成24年4月6日公表)のとおり措置を執りました。
【遺伝子組換え及び非組換えトウモロコシ:混栽区】
5月 8日播種を行いました。
6月 5日間引きし、引き抜いたものは、同区画内ほ場に鋤込み処分しました。
6月28日防鳥ネットを設置しました。
7月 3日
〜6日
遺伝子組換えトウモロコシを除雄し、除雄した雄穂は、同区画内ほ場に鋤込み処分しました。
7月28日「市民と研究者が一緒に考える遺伝子組換え」を開催しました。一部収穫し、試食を希望した参加者には、調理して会場において提供しました。残渣は、栽培区画内ほ場に鋤込み処分しました。
8月22日防鳥ネットを撤去しました。トウモロコシを同区画内ほ場に鋤込み処分しました。
11月19日後作として全区画にエンバクを播種しました。
12月 1日トウモロコシの不活化完了を確認しました。
【遺伝子組換えダイズ、遺伝子組換え及び非組換えトウモロコシ:比較栽培区】
6月 5日播種を行い、防鳥ネットを設置しました。
6月28日防鳥ネットを撤去しました。トウモロコシを間引きし、引き抜いたものは、同区画内ほ場に鋤込み処分しました。
7月18日遺伝子組換えダイズの栽培区画周囲に防風ネットを設置しました。
7月24日
〜8月14日
遺伝子組換えトウモロコシを除雄し、除雄した雄穂は、同区画内ほ場に鋤込み処分しました。
7月28日「市民と研究者が一緒に考える遺伝子組換え」を開催しました。
9月12日防風ネットを撤去し、遺伝子組換え及び非組換えダイズの種子が完熟する前に抜き取り、裁断処理し、同区画内ほ場に鋤込み処分しました。
遺伝子組換え及び非組換えトウモロコシをすべて抜き取り、裁断処理し、同区画内ほ場に鋤込み処分しました。
11月19日後作として全区画にエンバクを播種しました。
12月 1日ダイズ及びトウモロコシの不活化完了を確認しました。
◎後作の栽培と処理について
11月19日エンバクを播種しました。
平成25年
3月 中旬

エンバクをほ場内に鋤込み予定です。

問い合わせ先など

独立行政法人農業生物資源研究所 広報室
電話番号:029−838−8469(井濃内、猪井)
電子メールでの問い合わせ先:nias-koho@nias.affrc.go.jp
インターネットからの問い合わせ:http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/question/
ホームページアドレス:http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/

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