トップページ>遺伝子組換え作物の圃場試験 >展示ほ場における遺伝子組換えダイズおよびトウモロコシの生育状況(2011年) >展示ほ場における遺伝子組換えトウモロコシの生育状況(2011年7月8日(金)撮影)

展示ほ場における
遺伝子組換えダイズ及びトウモロコシの生育状況


2011年7月8日(金)

播種後31日目の様子

雑草が大きく生育してきましたので、非遺伝子組換えダイズ・非選択性除草剤散布区にラウンド・アップ(マックスロード、100倍希釈)を、遺伝子組換えダイズ・非選択性除草剤散布区の左側部分にラウンド・アップを、右側部分にバスタ(100倍希釈)を散布しました。
非選択性除草剤とは、どのような植物でも枯らしてしまう(枯らす植物種を選ばない)タイプの除草剤です。ラウンド・アップやバスタは非選択性除草剤の代表例です。
今後、ラウンド・アップの主成分であるグリホサートに耐性の無い非遺伝子組換えダイズと雑草は枯れてしまい、グリホサート耐性の遺伝子組換えダイズは生育する様子をご覧いただけます。
また、グルホシネートが主成分のバスタを散布した遺伝子組換えダイズは、今後、枯れてしまいます。この遺伝子組換えダイズはグリホサートにしか耐性を示しませんので、今後、それを確認していただくことができます。
なお、農薬を散布する人は長袖・長ズボンの作業着で手袋、マスク、防御メガネ、帽子を着用し、農薬に曝露するのを防ぎます(写真5〜7)。

1.除草剤散布前の非遺伝子組換えダイズ・
非選択性除草剤散布区。

2.除草剤散布前の非遺伝子組換えダイズ・
非選択性除草剤散布区。雑草も大きく成長し、
ダイズの株との見分けが難しくなってきました。

3.除草剤散布前の遺伝子組換えダイズ・
非選択性除草剤散布区。

4.除草剤散布前の遺伝子組換えダイズ・
非選択性除草剤散布区。
こちらも雑草が大きく成長してきました。

5.非遺伝子組換えダイズに
ラウンド・アップを散布します。

6.遺伝子組換えダイズに
ラウンド・アップを散布します。
向かって右側にはバスタを散布しますので、
ベニヤ板で仕切りをします。

7.遺伝子組換えダイズにバスタを散布します。


ページトップへ