トップページ > 遺伝子組換え作物の圃場試験 > 展示ほ場における遺伝子組換えダイズおよびトウモロコシの生育状況(2011年) > 展示ほ場における遺伝子組換えトウモロコシの生育状況(2011年8月2日(火)撮影)

展示ほ場における
遺伝子組換えダイズ及びトウモロコシの生育状況


2011年8月2日(火)

播種後56日目の様子

7月8日にラウンド・アップを散布した非遺伝子組換えダイズ・非選択性除草剤散布区、同日にバスタを散布した遺伝子組換えダイズ・非選択性除草剤散布区右側は、除草剤の効果が薄れてきたことや、日当たりが良いため、再び雑草が生育しはじめました(写真1、2)。
非遺伝子組換えトウモロコシ・比較栽培区は害虫防除を行っていませんので、アワノメイガやオオタバコガの被害が進んできました(写真6〜8)。アワノメイガはトウモロコシの茎の中に入り込み、内部を食べてしまいますので(写真7)、そこから上の部分が枯れてしまったり(写真6)、茎が折れてしまったり(写真8)しています。
遺伝子組換えトウモロコシの除雄(花粉飛散を防ぐために雄花を除去する)作業を行っていますので(写真9、10)、雄花がありません。

1.非遺伝子組換えダイズ・
非選択性除草剤散布区
7月8日にラウンド・アップを
散布しました。

2. 遺伝子組換えダイズ・
非選択性除草剤散布区
7月8日に、向かって左側には
ラウンド・アップを、
右側にはバスタを
それぞれ散布しました。

3.遺伝子組換えダイズ・
慣行除草区

4.遺伝子組換えダイズ・無除草区

5.非遺伝子組換えトウモロコシ・
比較栽培区

6.アワノメイガの食害により
雄花が枯れてしまった
非遺伝子組換えトウモロコシ

7.写真6のトウモロコシの
茎の内部の様子。
食害を受けた部分は空洞になり、
左下の部分にはアワノメイガ
の幼虫がいます。

8.アワノメイガの食害により
雄花の根元が折れてしまった
非遺伝子組換えトウモロコシ

9.遺伝子組換えトウモロコシ・
比較栽培区

10.除雄した後の遺伝子組換えトウモロコシ

11.非遺伝子組換え・
遺伝子組換えトウモロコシ・
混栽区

12.展示ほ場全景


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