トップページ > 遺伝子組換え作物の圃場試験 > 展示ほ場における遺伝子組換えダイズおよびトウモロコシの生育状況(2011年) > 展示ほ場における遺伝子組換えトウモロコシの生育状況(2011年9月6日(火)撮影)

展示ほ場における
遺伝子組換えダイズ及びトウモロコシの生育状況


2011年9月6日(火)

播種後91日目の様子

遺伝子組換えダイズ・非選択性除草剤散布区のラウンド・アップを散布した部分は雑草の発生が抑えられていますが、慣行除草区では雑草が大きくなり、目立つようになりました(写真2、3)。また、遺伝子組換えダイズの区画では、ダイズ栽培の大敵であるハスモンヨトウが発生ました(研究所ほ場の他の豆類の区画にも発生しています)。ハスモンヨトウは一度に数十個の卵を産みつけ、一斉に幼虫が孵化しますので、注意しないとあっという間に被害が拡大します。被害拡大を防ぐため、殺虫剤を散布しました(写真5、6)。
トウモロコシの区画は、見ごろが過ぎましたので、展示ほ場区画内で不活化のための株の撤去、裁断、鋤き込み作業を行いました(写真10〜18)。

1.非遺伝子組換えダイズ・
非選択性除草剤散布区
7月8日にラウンド・アップを
散布しました。

2. 遺伝子組換えダイズ・
非選択性除草剤散布区
7月8日に、向かって左側には
ラウンド・アップを、
右側にはバスタを
それぞれ散布しました。

3.遺伝子組換えダイズ・
慣行除草区

4.遺伝子組換えダイズ・無除草区

5.遺伝子組換えダイズのハスモンヨトウ被害

6.葉の裏に産みつけられたハスモンヨトウの卵
(綿状のもの)と孵化した幼虫

7.非遺伝子組換えトウモロコシ・
比較栽培区

8.遺伝子組換えトウモロコシ・
比較栽培区

9.非遺伝子組換え・遺伝子組換えトウモロコシ・
混栽区

10.トウモロコシの株を根元から
切り取ります。

11.トウモロコシの栽培区すべての
トウモロコシの株を切り取りました。

12.切り取った株は機械で裁断します。

13.裁断したトウモロコシの株

14.栽培区に残った根は耕起して枯らします。

15.裁断したトウモロコシも鋤き込みます。

16.鋤き込みをした展示ほ場内の区画

17.トウモロコシの裁断に使用した機械は
充分に洗浄します。

18.耕起につかったトラクターも洗浄します。

写真をクリックすると大きい写真が表示されます。

ページトップへ