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平成24年1月5日
独立行政法人 農業生物資源研究所

平成23年度遺伝子組換えダイズ及びトウモロコシの
展示栽培の終了について

(「第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針[PDF:40キロバイト] に基づいた情報提供です。)


平成23年6月7日の播種から栽培を行ってまいりました「除草剤耐性ダイズと害虫抵抗性及び除草剤耐性トウモロコシの展示栽培」について、平成23年12月1日をもって後処理までの作業が終了しましたのでお知らせします。

播種からその後の作業・処理等は下記のとおりです。なお、遺伝子組換えダイズ及びトウモロコシ並びに同一区画内で栽培した非組換えダイズ及びトウモロコシは、ほ場において裁断して鋤き込むことにより不活化しました。

◎栽培・交雑防止方法等
農林水産省第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針に基づき作成した栽培実験計画書(平成23年4月21日公表、5月20日一部改正)のとおり措置を執りました。
【作業・処理経過】
 6月7日 播種を行い、防鳥網を設置しました。
 6月27日 防鳥網を撤去しました。トウモロコシを間引きし、引き抜いたものは、同区画内ほ場に鋤き込み処分しました。
 7月4日 遺伝子組換えダイズの栽培区画に防風ネットを設置しました。
 7月19日〜
22日
 台風接近の可能性があったため、遺伝子組換えダイズ栽培区画周囲に防風ネットを展開しました。
 7月26日〜
8月5日
 遺伝子組換えトウモロコシを除雄し、除雄した雄穂は、同区画内ほ場に鋤き込み処分しました。
 8月3日 遺伝子組換え及び非遺伝子組換えトウモロコシの混栽区周囲に防鳥網を設置しました。
 9月1日〜
6日
 台風接近の可能性があったため、遺伝子組換えダイズ栽培区画周囲に防風ネットを展開しました。
 9月6日 防鳥網を撤去しました。遺伝子組換え及び非組換えトウモロコシを、ほ場において全て抜き取り、裁断し、同区画内ほ場に鋤き込み処分しました。
 9月13日 防風ネットを撤去し、遺伝子組換え及び非組換えダイズの種子が完熟する前に抜き取り、裁断処理し、同区画内ほ場に鋤き込み処分しました。
 11月9日 後作として全区画にライ小麦を播種しました。
 12月1日 ほ場へ鋤き込み処分したダイズ及びトウモロコシが再生しないことを確認しました(不活化完了)。
◎後作の栽培と処理について
 11月9日 ライ小麦を播種しました。
 平成24年3月中旬 ライ小麦をほ場内に鋤込み予定です。

問い合わせ先など

独立行政法人 農業生物資源研究所 広報室
電話番号:029−838−8469(小川、猪井)
電子メールでの問い合わせ先:nias-koho@nias.affrc.go.jp
インターネットからのお問い合わせ:http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/question/
ホームページアドレス:http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/

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