平成27年2月6日 独立行政法人 農業生物資源研究所

平成26年度葉緑体形質転換タバコ（Cry43Aa1遺伝子発現タバコ）の栽培管理について

（「第１種使用規程承認組換え作物栽培実験指針」　（400KB） に基づいた情報提供です。）

当所の研究推進に関しましては、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

独立行政法人農業環境技術研究所 隔離ほ場において、平成26年6月5日（木曜日）に移植し栽培を行ってきました葉緑体形質転換タバコについて、種子等の拡散防止措置及び収穫以降の処理についてお知らせします。

収穫物は、実験室等において保管し、殺虫性タンパク質（Cry43Aa1）の蓄積量等の評価等の材料として使用します。

◎種子等の拡散防止措置

• 防風網設置　　平成26年6月18日（水曜日）
• 防風網（防鳥網兼用）増設　　平成26年7月9日（水曜日）

◎収穫以降の処理

• 収穫及び収量調査　平成26年9月10日（水曜日）〜12日（金曜日）
  • 種子が拡散しないよう、種子が形成される�刮ﾊが開裂する前に収穫しました。
  • 隔離ほ場畑ほ場内で収量調査（計量）を行い、残渣（茎等）は、隔離ほ場畑ほ場内で裁断しました。また、防風網（防鳥網兼用）を撤去しました。
  • 収穫物（種子、残渣以外の地上部）は、密閉容器に入れ、他の種子等と区別して、実験室の鍵付き保冷庫にて保管しています。
• 残渣処理　平成26年9月17日（水曜日）、9月30日（火曜日）
  • 収穫時に隔離ほ場畑ほ場内で裁断した残渣（茎等）及び地下部は、不活化処理のため隔離ほ場畑ほ場内に2回鋤込み処理しました。

問い合わせ先など

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