国立研究開発法人農業生物資源研究所は、遺伝子組換えイネ(複合病害抵抗性イネ)の栽培(※ 第一種使用等)を国立研究開発法人農業環境技術研究所隔離ほ場の畑ほ場において5月28日(木曜日)から行っておりますが、この度栽培を終了しましたので、種子等の拡散防止措置、栽培終了及びその後の処理に関してお知らせします。
※ 第一種使用等: 「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」
に基づいた開放系(畑)での使用
畑ほ場で栽培した遺伝子組換えイネについては、ほ場内に鋤込み処理し、栽培を終了しました(鋤込み日:9月3日(木曜日))。開花前に栽培を終了したため花粉の飛散及び収穫物はありません。
栽培実験計画書では、栽培を二作行うこととしていましたが、第一作において発芽不良による播種のやり直しを繰り返し、栽培の終了が遅延したことから、第二作については、必要なデータを収集する栽培時期を逸したと判断し、取り止めました。
農業生物資源研究所 理事長 | 廣近 洋彦 | |
広報担当者: | 農業生物資源研究所 広報室長 | 谷合 幹代子(たにあい きよこ) |
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