平成19年2月16日
各 位
独立行政法人 農業生物資源研究所
花粉症緩和米(一期作目)収穫後の処理及び 交雑調査結果について
平成18年4月17日に田植えを行いました花粉症緩和米(遺伝子組換えイネ)について、8月7日の収穫作業からその後の作業・処理等をお知らせします。収穫物は、今後実施予定の様々な安全性試験に使用するため、精米、籾及び加工(パック米)の状態で厳重に密封保管しています。
また、栽培と平行して行いました花粉飛散による交雑調査ついて、交雑粒は見つかりませんでした。
記
- 収穫以降の処理(田植え:平成18年4月17日)
- 収穫:平成18年8月7日
- 脱穀:平成18年8月22日
- 加工用に精米した以外は、籾の状態で倉庫に厳重に密封保管しています。
- 精米:平成18年9月5〜6日
- 精米した試料は、安全性試験の試料(パック米)に加工するため、厳重に密封して加工業者に送付しました。
- 残渣処理:平成19年1月5日
- 残渣(ワラ)、籾殻等は、隔離ほ場水田に鋤き込み処分しました。
- 交雑調査
- 調査方法
- 隔離ほ場周辺に5メートルおきに「はくちょうもち」を植えたポットを107個設置した。
- 調査結果
- 28,536粒の検体を調査した結果、交雑粒(キセニア粒)は、0粒で交雑は認められませんでした。
○ この件に関する問い合わせ先
独立行政法人 農業生物資源研究所 遺伝子組換え研究推進室 電話番号:029−838−7431、7461
インターネットからの問い合わせ: http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/question/
ホームページアドレス:http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/
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