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隔離ほ場におけるスギ花粉症治療イネの生育状況


2011年11月8日(火)

田植え後103日目の様子

収穫作業を行いました。作業には数社のメディアの方々が取材に訪れ、写真やビデオ撮影が行われる中、職員がバインダーや手刈りによる収穫作業を進めました。 これまで、「水田の様子 その1」(写真2)として生育状況をお伝えしてきた水田のイネはバインダーで刈りました(写真9)。「水田の様子 その2」(写真3)として生育状況をお伝えしてきた水田のイネは手で刈りとりました(写真12)。
バインダーで刈ったイネ(写真10)は、乾燥させるために隔離ほ場内で干し(写真11、15)、後日脱穀し、その後の研究に使用します。
なお、隔離ほ場へ入る際は専用の長靴に履き換え、外へ出る時は長靴を良く洗ってから靴に履き換えます(写真16)。これは、靴の裏などに籾(種子)が付着することで隔離ほ場外に遺伝子組換えイネの種子を出さないようにするためです。また、同じ理由で使用したコンバインも地面がコンクリートの洗い場で良く洗浄します(写真17)。(生物研の隔離ほ場では、遺伝子組換えイネの種子持ち出しのリスクを減らすため、隔離ほ場内専用の機械も準備しています(写真18)。)

1.稲刈り前の隔離ほ場の全景

2.稲刈り前の遺伝子組換えイネの
水田の全体の様子 その1

3.稲刈り前の遺伝子組換えイネの
水田の全体の様子 その2

4.稲刈り前の非遺伝子組換えイネ
(コシヒカリ)の水田の様子

5.稲刈り前のモチ米ポット

6.作業のため、防鳥ネットを
一部外します。

7.稲刈り前のイネの様子

8.作業開始前にスギ花粉症治療イネの
研究開発を担当している
高岩機能性作物研究開発ユニット長から
簡単な挨拶がありました。

9.バインダーでの稲刈りの様子

10.刈ったイネは自動的に
束ねられていきます。

11.刈ったイネを干している様子

12.手刈りの様子

13.遺伝子組換えをする前の品種である
コシヒカリも収穫しました。

14.収穫作業後のほ場の様子

15.隔離ほ場外に出る前に
長靴を水で洗います。

16.刈取りに使用したバインダーもきれいに洗います。

17.隔離ほ場内専用の機械。普段は倉庫に入っています。


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